失態

「明るい話題を提供します」と言っておきながら、新年早々、軽い火傷をしてしまいました。

コーヒーポットでお湯を注ごうとして、ポットの柄が焼け火鉢のように熱くなっているのに気が付かないで、そのまま鷲づかみにしてしまったのです。

「ぎゃっ」と声にもならない声を発した時は手遅れでした。掌と右手の小指の甲に水ぶくれができていました。痛みは3時間経ってもまだ引きません。

水ぶくれを見て、ふと思ったのですが、「心の傷」というのも、できたとしたら、こんなものかもしれない、ということでした。

心の傷は、決して見ることはできませんが、ストレスで病気になると、水ぶくれのような傷ができるのでしょうね。

火傷をすると、いとも簡単に一瞬で傷がつきます。それは、それは見事です。

言葉の暴力でも人は傷つきます。

傷つけた人は一瞬で忘れますが、傷つけられた人の痛みは、いつまでも続きます。

「気をつけなければならないなあ」と肝に銘じています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

旧《溪流斎日乗》 depuis 2005 をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む