あるものをみつめてー。
或る物を見つめて、ではありません。
「在るものを見つめなさい」「自分に与えられている持っているものを見つめなさい」ということです。
私は、今日、教えられました。
人の不幸は、ないものを欲しがるところから始まります。
-お金がほしい。
-服がほしい。
-恋人がほしい。
-お家がほしい。
いずれも、そう簡単に手に入るものではありません。
ないものを欲しがるからです。
しかし、在るものを見つめたらどうでしょうか。
ー借家だけど、家がある。
-お金はないけど、健康に恵まれている。
-恋人はいないけど、友人がいる。
-何とか食べていける仕事がある。
何となく不平不満が消え、感謝の心が湧いてきます。
感謝の心が湧けば、自然と頭が垂れてきて、自分は生かされているという気持ちになります。
自分が生かされていると思えば、周囲と仲違いしている暇はなく、人のために何か役に立ちたいと思います。
人の役に立つと、相手から微笑みが返ってきます。
こうして、自然と幸福感に満たされます。