今日は関東学院大学の大住荘四郎教授に帯広市役所で講演してもらいました。
景気低迷、少子高齢化などで、地方自治体も崩壊の危機にさらされています。
そこで、導入されたのが「自治体経営」理論です。
しかし、まだ、思想の域を出ていません。
企業なら経済効率の論理で、儲かる部門が優先されます。
しかし、地方公共団体の場合、例えば、障害者や高齢者に対する福祉が儲からないからという市場原理でやっていては、本末転倒になってしまいます。そこが自治体経営の難しいところです。
SWOT分析だの、NPMだの私にとっては耳慣れない言葉が多く、よくわからないところもありましたが、参加者は非常に熱心に聞き入って質問していました。それだけ、自治体経営も必死で、「背水の陣」の状態なのでしょう。
今日は朝の10時から夜の9時までみっちり充実した時間を持つことができました。