弘前の桜

今はゴールデンウイークの真っ最中。皆様、如何おすごしですか?

The Timesに面白い記事が載っていました。弘前の桜は、ゴールデンウイークの名物として有名ですが、丁度、この時期に花が咲いてもらわないと困るので、弘前市は、弘前大学と共同でプロジェクトを組み、ゴールデンウィークの前に花が咲かないように、樹木にスプレーをかけたり、ホルモン注射をしたりして、はたまた、幹の回りに雪を盛って、開花時期を遅らせたりしたそうなのです。

なぜ、そこまでするのかー。それは、観光客が街の景気を作用するためです。例年は200万人の観光客が桜を観に全国から押し寄せますが、昨年は、桜の開花が早く、ゴールデンウィークの時期にはあらかた散ってしまったので、わずか、60万人の観光客しか訪れなかったからです。まさに、市にとっては「死活問題」だったのです。

この記事は英国の新聞に載りました。日本の新聞から転電したのかどうかわかりませんが、たかが桜とはいえ、英国人の関心を呼ぶほど、世界的な話題になってしまうのですね。

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