風説の流布

日本では、今のところ言論の自由は保障されているので、何を書いても自由のようですが、ブログでも不特定多数の人が目にする媒体であるという理由から、たとえば、「A社は新製品を開発した。必ず売れて業績が伸びるから株が上がる」といったことを書くと、たとえそれが事実であったならばインサイダー情報になるし、自分の持っている株を売り抜けしたいので適当なことを書いたとしたら、風説の流布になり、いずれにせよ、証取法違反に問われるようですね。

ということは、いわゆる経済評論家やアナリスト、ファイナンシャルプランナーなどと言われている連中が、「この株は今、買いです」と言ったりしても、罪を問われないのかしら。

面白いのは、そういう専門家がご託宣しても世の中がそういう動きになるとは限らず、むしろ素人の口コミの方が信頼されて伝播して世の中に影響を与えているという事実です。(村上ファンドのように、大衆、いや金持ちを煽って実際に行動すれば、確実に株価に影響を与えますが)

専門家に限って、「後講釈」が多いのです。「ほら、私が予言した通りになったでしょう」という専門家の言動がいかに多いことか。無知な素人が株に手を出して、成功する確率は3割だそうです。残りの7割は、大損して1年以内に退散するそうです。それはそうでしょう。誰か、カモがいて損をしてくれない限り、誰も儲からないからです。

その点、村上ファンドを買って大儲けした日銀の福井総裁は即刻辞任するべきですね。

要するに、賭場を張っている胴元が自分でルールを作って儲けているようなものだからです。

ところで、私のサッカーW杯の予想は見事はずれてしまいましたね。豪州に1-3で逆転負けしたのが誤算でした。クロアチアにだって、1-0で勝っていたはずです。-というのがまさに後講釈。23日のブラジル戦では、2点差以上付けて勝てば、日本は決勝トーナメントに進出できるようですが、まず無理ですね。

それでも、テレビに出てくるタレント連中は「まだまだ望みがある」と煽っています。番組を見てもらわなければならないからです。そもそも、豪州戦にしろ、クロアチア戦にしろ、午後3時キックオフというドイツでは30度を超える炎天下の試合を選んだのは、日本時間が午後10時というギリギリの視聴時間に合わせた、視聴率だけが欲しい日本のテレビ局の「作為」があったようです。ジーコ監督も批判してましたね。

日本のテレビが駄目にしたのです。所詮、民放テレビはとにかく「モノを買え、モノを買え」というスポンサーのコマーシャルがメインで、番組なんておまけみたいなものですから。道理でテレビが詰まらないはずです。

バカ、いえ、リテラシーの低い人しかテレビを見ません。

あ、これも風説の流布になりますか?

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