ほんの少しですが、今日は動揺したことがありました。
愛用する腕時計の電池が切れて、針が止まってしまったので、会社の昼休みに電池交換のために東京・銀座の和光に行きました。この腕時計は購入してから6年近く経ちますが、電池交換はこれで2回目です。前回、電池交換した際に、「次回は是非、オーバーホールをご用命ください。3〜4年に一度が目安ですから」と言われたので、その通りにしたところ、そのオーバーホールに掛かる金額が何と4万円以上もしたのです。修理ではなく、単なるメンテナンスでそんなに掛かるとは! そして、もし、バンドの留め金等の交換が必要になった場合、さらに1万円以上掛かるというのです。合計5万6100円。安い腕時計なら1〜2個買える値段ではありませんか!(笑)。
しかも、オーバーホールには1カ月半も掛かるというのです。
実は、私の腕時計はグランドセイコーで、国産時計の中では一、二位を争う高級腕時計と言われています。定年退職を記念して、誰も買ってくれないので自分で買ったのですが、確か、25万円ぐらい致しました。でも、高級時計ともなると、高級自動車並みに維持費がかかるとは、今回初めて知りました。
銀座4丁目の和光とは服部時計店、つまりセイコーの本店ですが、私があまりにも裕福そうに見えたのか(笑)、お店の人から少し高く吹っ掛けられたのかなあ、と疑ってしまいました。が、会社に戻って、ネットで調べたところ、ロレックスだのパテック・フィリップだの世界の超高級腕時計クラスとなると、その基本メンテナンス代だけで、5万円とか、さらには12万円とかすることを初めて知りました。ということは、グランドセイコーのオーバーホール代も相場の値段だったということになります。
やはり、高級腕時計って、金喰い虫だったんですねえ(笑)。
そこで、会社の同僚が、最近買ったというちょっと見映えが良い腕時計について詳しく教えてもらうことにしました。その時計はデンマーク製でしたが、3万円程と驚くほど格安です。デザインが良いので、そんなに安い代物には全く見えません。30万円ぐらいの腕時計に見えます(笑)。しかも、ソーラー電池なので、電池交換は必要なし、とまで言うのです。
随分、レベルの低い、せこい話ではありましたが、このデンマーク製の時計を買おうかどうか、迷ってしまいました(笑)。3年ごとに5万円のオーバーホール代が掛かる高級腕時計か、3万円の格安腕時計を3年故障なしでもたせるか、の違いのような気がしたわけさ〜(何で急に沖縄弁?)
友達(上智ESS->IBM)にこのブログサイトを転送したらグランドセイコーに関して次のような返信がありました。
「これヨ、ジョージさん、
獣医の長女が結婚する時に、(2001年だったか)、私が彼にお祝いで進呈したのは。彼の要望で、グランドセイコーを! なんと、25万もしたよ。グランドセイコーのオーバーホールが5万もするのか。
2002年に私が購入したラドーの2つ目が10万だった。そのオーバーホールが3万だからね。さて、会社から10周年か15周年でもらった置時計が動かなくなったので、修理するかな、どうしようかな?」
私は1年ほど前に町田東急で買い物した時に開催されていたガラガラ回す抽選で2等が当たり階下の時計店でnordgreen(Copenhagen)のペアワッチ(2個)をもらいましたが、いまだに使っていません。普段は香典返しで選んだHanowaを使っています。A la prochaine fois.