中国現代事情 

虎ノ門・金毘羅宮

(続き)

赤坂から虎ノ門に行く途中、「健康足裏マッサージ」店があり、「GW期間中 特別2割引」という看板に魅かれて入ってしまいました。普段45分4200円のところが、3360円でした。

足裏に何かクリームを塗りこんで、マッサージするもので、随分歩いたので、いい道中の休息ができました。施っしてくれたのが、中国人でした。病院でもないのに、私の名前を聞かれたので、正直に答えましたが、今度は、私が「あなたの名前は王さんでしょう?」と言ったら、相手から飛び上がらんばかりに驚かれてしまいました。

何で知っていたのかというのも、最近、新聞の記事で、中国で一番多い姓は「王」さんということを知っていたので、当てずっぽうで言っただけでした。(確か二位は李さん)

これが、きっかけで、王さんと色々話をしました。以下に箇条書きするとー。

●中国では、結婚しても妻の姓は変わらない。子供は、父親の姓を受け継ぐ。かつては、お墓はほとんどなく、遺骨は海や河に流したりしたり、自宅に保管したりした。今では、お墓も増え、夫と妻の姓を連名の墓を建てることがある。

●北京五輪を間近に控えて、北京市内は開発だらけ。歴史的な胡同(フートン)も消えつつある。金持ちと貧乏人の格差が激しくなった。選挙のない共産党独裁政権はよくない。昔は、政治批判をすると、すぐ逮捕されていたが、現在では随分緩和された。特に、文化大革命時代は最悪だった。

ちなみに、王さんは、北京出身で、1987年に来日したので、もう20年以上滞在している。(それにしては、日本語はあまりうまくなかった)

チベットから内モンゴルまで、中国中を旅行したことがあるが、日本は街が綺麗だし、とてもいい国だということでした。

この後、東銀座の「秩父錦」で、仲本さんと西町さんの3人で飲み会。痛飲して、どうやって帰ったのか記憶がなく、どこかで転んだらしく手の平に大きな内出血の痣ができてました。

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