知床
解剖学者の養老孟司さんが、仕事について非常に興味深いことを、今日の産経新聞に書いていました。同じような趣旨のことを、朝日新聞のラジオ広告で養老さん自身が登場して発言していたので、ちょっと笑ってしまいましたが…。
抄録すると以下のようなことになります。
仕事について、今までの多くの人が「仕事は自分のため」だと思っている。しかし、実際問題、仕事というのは社会の側にある。(仕事は、あなたのためにあるのではなく、社会のために存在している)
仕事には能力が必要である。だから、逆に重要な仕事をしている人は、自分に能力があるからだと思うようになる。でも、その仕事は、実は世の中に必要だから存在している。そういう面がある。それを重視するなら、その仕事をするのはあなたでなくてもいい。
さらに考えてみると、殆んどの仕事は、実は「あなたでなくてもいい」のである。なぜなら仕事とは、世の中にとって必要だから存在するのであって、あなたにとって必要だから仕事は存在していない!
うーん、ここまで読んで、何か、小池百合子防衛大臣の顔が浮かんでしまったのは、私だけではないのではないでしょうか。
小池さんは、今はときめく、日本で最も注目される人物です。
国民に大人気とやらで、次期、総理大臣の噂さえあります。
それほど、今、国内で最も影響力を持つ人物です。
日本新党ー新進党ー保守党ー自由党ー保守クラブー自民党と渡り歩き、その都度、細川護煕さん、小沢一郎さん、小泉純一郎さん、安倍晋三さん…と時の権力者になびいて重要閣僚ポストをいとも容易く手に入れてしまう人。と、歴史上、記憶されるであろうキャスターあがりの政治屋さん。ちょと、美人で独身なのかもしれませんが、どんな○仕掛けで、鼻の下の長い○○○爺、口説き落としたのか、密室の攻防だけに誰も知られることがないと安心しておられるらしい人とお見受け致します。
パフォーマンスが大好きな人で、環境大臣の時、クールビズを提唱した際は、まるでファッション・モデル気取りで、カメラの前でチャラチャラしていました。
防衛大臣になると、「ハイブリッド戦車を導入せよ」だの、環境にやさしい軍事力を推進しておららるようですが、矛盾してませんかね?そもそも環境問題が大切なら、戦争なんかできないでしょう?
そう、はっきり言いましょう。
「あなたでなくていい」のですよ!
何で、あなたなのか、みーんな不思議に思っています。
27日の内閣改造が楽しみです。安倍さんの鼎の軽重が問われます。