今日は、短い雑報を…
●もう7年以上も会っていませんが、私の女性友達(あ、もう知人かもしれません)が、あの秋葉原の殺傷事件のあった現場を歩いていたというのです。ご自分の会員向けのブログに書いていました。「あと、30分遅かったら、私も事故に巻き込まれていたでしょう」と、大袈裟に書いていましたが、私には、大袈裟には思えませんでした。
大変不謹慎な書き方になって、多分、多くの誤解を招くかもしれませんが、人によって、運なり、不運なりを引き寄せてしまうタイプの人が、世の中にはいるものなのです。
彼女は、あの1995年の神戸大震災を経験しているのです。九死に一生を得て、本当に、危機一髪で、死から逃れました。
ですから「私も事故に巻き込まれたかもしれません」と彼女が書いたとき、とても、絵空事には私も思えなかったのです。
●このほど、リクルートが創刊した団塊世代向けの雑誌「コレカラ」。創刊号だけ、申し込めば、無料で見本誌として送ってくれるというので、申し込んだら、先日届きました。
正直言わせてもらえば、全編、宣伝ですねえ。まさに、リクルート商法。内容は、旅の話、グルメの話。別荘、不動産の話。お金の運用の話…。功なり名を遂げて、ある程度の余裕財産を持った人間にとっては大変魅力的な企画です。お話のすべて、金額まで明記されていますから、まさに「宣伝」そのものです。
私も余裕があれば、ひとつ、話に乗ったことでしょう。
こんな風に皮肉に書くということは、持たざるものの僻みということなのかもしれませんけどね。
●日曜日に大好きな神保町に行った帰り、どっか、一杯でもひっかけようかと思ってウロウロしたのですが、結局、お茶の水駅にまで行ってしまい、「おきなわ軒」という沖縄料理店に入ってしまいました。ビールと焼酎一杯ずつと、焼きソバで、2400円という値段。後から考えたら、学生街にしては随分高い店でした。
でも、宮古島の焼酎「菊之露」は絶品でした。 何しろ、モンド・セレクションで金賞を獲得したという代物ですから。5年寝かせた古酒で、アルコール度は何と40度。コクとまろみと甘みがあって、至福の味でした。一杯650円。奨められるまま、ロックで飲みましたが、「え?これが焼酎なの?」という感じでした。
これはお奨めです。
神保町では、必要に迫られて、昭和16年の古地図を買ったのですが、驚いたことに、銀座7丁目のリクルート本社ビルがあった所に何があったと思います?
何と、何と、徳富蘇峰が創刊した国民新聞社があったのです!
これには驚きましたね。http://blog.goo.ne.jp/keiryusai/e/f24da3a997dd1c793dc1b7b4fdf6006b