週刊ダイヤモンド「2018年総予測」

実は、この手の本は、かつては「眉唾もの」として、敬して遠ざかっておりましたが、最近、すっかり「下部構造が上部構造を規定する」ことに目覚め、社会科学の知識なくしては世の中のことが分からないと悟り、倒(こ)けつ転(まろ)びつ、色々と手を出して吸収することにした次第。

ダイヤモンド社は昔々、1979年のことになりますが、学生向け放浪旅の嚆矢とも言える「地球の歩き方」の説明会で、東京・虎ノ門の本社にまで行ったことを懐かしく思い出します。

今では、「地球の歩き方」は世界中の旅行ガイド本として何冊も世に受け入れられてますが、当時はこれほど有名になるとは全く思いませんでしたね。今はダイヤモンドの本社は虎ノ門にはなく、現在の週刊ダイヤモンドの編集部は神宮前にあるようです。

最初に「この手の本」と書いてしまいましたが、年末に翌年を「総予測」する特集を組んだのは、25年前に「1993年総予測」特集をしたダイヤモンド誌が初めてなんだそうです。今ではいわゆる経済誌と呼ばれる雑誌は何処でもやってますけど、そうだったのですか。

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私が今回、この雑誌を買ったのは、大手百貨店高島屋の社長に出世した高校時代の同級生木本茂君がインタビューに載っていたからです。というのは後づけです(笑)。インタビューには、この他、日本電産の永守重信会長兼社長、伊藤忠商事の岡藤正広社長、KDDIの田中孝司社長ら日本を代表する超一流企業の代表が綺羅星の如く登場しておりますが、皆様一様にお召しになっている背広からワイシャツ、ネクタイに至るまで、ダンヒルかアルマーニ製と見られ、超一流。

やっぱ、着る物が全く違います。

インタビューの内容を翫味しないで、他人様の着る物ばかり物色するなんて、浅はかな渓流斎は駄目ですねえ(苦笑)。

頭脳明晰な経済アナリストの大予測が必ずしも当たるとは限りませんが、彼らの希望的、もしくは悲観的観測が分かるだけでもこの雑誌を買った甲斐がありました。

今年2018年は、2月のパウエルFRB新議長就任、4月の黒田日銀総裁任期切れ、9月の自民党総裁選、秋の中国・三中全会、11月の米・中間選挙ぐらいしか大きな予定はないようですが、来年2019年の方が、今上陛下退位と新天皇即位、消費税10%値上げ?など大きなイベントが目白押しです。

今日、久しぶりにフランスのテレビニュースを見ていたら、マクロン大統領がフェイクニュースを発信するメディアに対して、断固たる処分を課すと宣言しておりました。

フェイクニュースは、フランス語で、Fausse nouvelle (フォスヌーヴェル)と言うんですね。英訳そのまんまです(笑)。

皆様も、Fausse nouvelleに惑わされることなく、真実を読み解く智慧を養ってくださいね。この《渓流斎日乗》を読んで、とは口が裂けても言えませんけど(笑)、今年も宜しくお願い申し上げまする。

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