こんにちは。うまいめんこい村の白羽村長です。
東京一の繁華街、花の都の銀座を南下しますと、東銀座、築地になります。この辺りに意外と多いのがイタリアンのお店です。全部で50軒以上、100軒近くはあると思います。
私も30軒以上は行ったことがありますが、気に入っていた中で、Dというお店がありました。格安ながら味は抜群でしたが、いつの日かを起点にして急に味が落ちてしまいました。恐らく、料理人さんが変わったのでしょう。それしか考えられません。
ですから、グルメ店の紹介というのは大変難しいものです。その時点でいくら美味しくても、板さんや、コックさんが変われば、やはり味は落ちてしまいますからね。
さて、ここ2年ほど、気に入ったイタリアンがあります。イタリアンというよりも、下町のイタリア食堂です。築地にある「のら」という内田百閒も吃驚の名前です。サラダとパンが付いたパスタランチが900円ですから、庶民的な値段です。
今日もお昼に行ってきて初めて気が付いたのが、上記写真です。
天下の読売新聞の副社長さんが、「推薦文」を書いており、それが壁に貼ってあったのです。普通、飲食店で見られる「推薦文」てゆーか、「寄せ書き」は、芸能人か、もしくは著名作家か、画家が多いものです。私も、宮崎で入った居酒屋に、壇一雄の揮毫があったので、感激したものでした。どうやら壇先生の馴染みの店だったようです。
しかし、読売という名の知れた新聞社とはいえ、マスコミの、しかし、無名の副社長さんの揮毫を飾るとはよっぽどのことです。あまり聞いたことはありません。笈河記者も知らないはずです。もしかして、店の主が、熱烈な読売巨人軍のファンなのかもしれません。
それに、ここは築地ですから、わざわざ大手町から遠征に来ているんですかね?もしかしたら、ご自宅が傍なのかもしれません。あのネベツネさんに断っているのかなあと、余計な心配にもなります(笑)。
本日のランチも美味しく頂きましたが、帰り際、小生だけ、パンが付いていなかったことに気が付きました。サラダは付いてましたけど。
勘定するときに、「パンなかったですね?」と念を押したら、お店の人は「えっ?!」と驚いてましたが、それっきりでした。
ということで、この店はもう行かないかもしれませんので、宣伝ではないので、取り上げることにしました(笑)。
それにしても不思議。
こらこら、最近、グルメ部門にも進出しているようで、村に動揺が広がっております(笑)。先日の「ある明治人の記録」は会津の人間にとっても知らないことが多く、それを取り上げていらっしゃいましたが、ぜひ西郷頼母のことも知っていただきたい。旧会津藩を過大評価するのは禁物ですが、幕末・明治維新からのインチキがいまだにまかり通っているので、少しは大目に見てもらってもいいとは思います。明治維新150年は別の角度から見ると明治不信150年でもあると思います。司馬遼太郎さんのマインドコントロールがまだ解けていないと思うので。マインドコントロールにご用心。