Copyright par Kyoraque-sensei
いやはや、霞ヶ関劇場、もう出尽くした感がありましたが、まだまだ陸続と続き、話題てんこ盛りの大サービスですね。
財務省の福田淳一事務次官の女性記者へのセクハラ疑惑は、「週刊新潮」のスクープですが、上品を売り物にしている(笑)《渓流斎日乗》には、とても、とても書けない内容です。
えっ?こんな人が官僚の中の官僚と言われる財務省のトップなの?うそでしょ!といった感じです。
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そもそも、このエリートの福田さん。東大法からの温室育ちのようで、苦労知らずのお坊ちゃん。世間知がない、というか、全く、大人としての社会常識を知らずに還暦近くまで生きてきたってことなんでしょう。
こういう人間を世間では「破廉恥」と呼びます。一方、「無知」と言ってもいいかもしれません。相手は、女性記者と油断しても、その内実は、諜報機関の「くのいち」みたいなもんですからね。そりゃあ、ICレコーダーの一つや二つ、胸に忍ばせておきますよ。
こんな男を、麻生財務相はかばっていたのですが、今日になってやっと、閣議後の記者会見で、「事実とするならばセクハラとしてはアウトだ」と渋々認めたようです。これまでは、自分の所に火の粉が降ってこないように、福田次官を援護してましたが、そろそろ、かばいきれなくなったということでしょうか。
◇辻元委員長、怒る
もう一人は、厚生労働省の福田祐典健康局長。部下の女性職員に対し、食事に誘うメールを複数回送るなどセクハラが疑われる行為をしたとして、口頭注意されたとか。一体、何て注意されたのでしょうかね?「僕ちゃん、もうそんなオイタしたらいけないわよ」てな調子でしょうか。
これらについて、立憲民主党の辻元清美国対委員長は、財務省の福田次官については「自殺者も出ている役所のトップでしょ?女をなめている」と一刀両断。厚労省の福田局長についても、「ダブル福田だ!普通なら更迭でしょ!?」と、国会内で、大声で吼えまくったとかいう噂ですね。
さあ、そのダブル福田劇場は今、開演したばかりです。さてさて、この先物語はどう展開されていくのでしょうか?
なお、この《渓流斎日乗》では続編はありません(笑)。
【追記】
あっちゃー、週刊新潮が、たった今、財務省の福田事務次官のセクハラ「音声データ」動画をネット公開してしまいましたね。
https://www.dailyshincho.jp/article/2018/04131400/?all=1&page=2