日本国民の義務を果たして来ました=確定申告騒動記

 昨日は、1年で1回の、そして年間を通じて最も嫌いな確定申告に行って参りました。

 新型コロナウイルスの感染が過去最多を日々更新している最中(東京ではついに2万人を超えたとか)、何で好き好んで、わざわざ会社の休みまで取って、税務署にまで出掛けるかと言いますと、自分一人ではとても出来ないからです。

 今、e-TAXとかいって、自宅で居ながらにして楽に出来まっせ、というのが国税庁のプロパガンダではありますが、私なんか、これはどうすればいいのか、何と書けばいいのか、すぐ行き詰ってしまい、匙を投げたくなってしまいます(手引書を何冊も読んでもです!)。側に係りの人がいてくれて、困ったときに助けてくれれば、こんな楽なことはありません。実際、今回、手助けしてくれた係りの人たちが本当に天使に見えましたから。

 実は、昨年も同じ時期に確定申告に行って来まして、今年は事前の準備もかなり濃厚にやって来ましたから、心の中では「楽勝」と踏んでいました。そしたら、今年は昨年の2倍も時間が掛かってしまいました。

 原因は、最初についた係りの70代ぐらいのお爺さんが、適当な方で、私に違う申請書類を渡してくれてしまったのです。数字の入力が4分の3ほど終わった時点で、別の若い優秀な係りの人が間違いに気づきましたが、もう一回、同じことを書類に書き直さなければならなくなり、大幅に時間を取られてしまったのです。

 もう一つは、昨年は、会場内にパソコンが設置されていましたが、今年は、何と全て撤去されていました。登録はどうするのかというと、自分のスマホを使え、というのです。今さら、目の前に置いてあるマニュアルを見ながら操作するんですかあ? ま、四苦八苦、文句たらたら言いながら、何とか、数字を入力していきましたよ。

地元市健康マイレージで、1000円分の図書カードが当選しました。今年は運が良いです(笑)。

 そして、全部で2時間ぐらいでやっと入力が終了しました。立ち作業でしたから、脚も疲れ、喉もカラカラ。でも、一番最後の「帳票表示・印刷」をタップしても、なかなか印刷してくれません。傍にいた50歳ぐらいの男性の係りの人は、失礼ながら、あまり深く認知されていないように見える方で、手助けして頂きましたが、「おかしいなあ」と言いながらも、うまくいきません。5分間以上格闘しましたが、ウンともスンとも最後の「終了」のサイトに移行してくれないのです。

 結局、30代半ばぐらいの若い人がやって来て、「ああ、大丈夫ですよ」と言いながら、瞬時に操作してくれて、ついでにデータをスマホ内のブックアプリに保存までしてくれて、無事終了することが出来ました。一人だったら、匙を投げて、パニクっていたかもしれません。

 いやあ、本当に、チカレタビー(死語ですが、何か?)

 目が飛び出るような?納税額はQRコードによるコンビニ払いにして、帰り道にあるローソンで振り込んで来ました。これで、日本国民としての義務を果たせて、ホッとしたところです。

 それにしても、もう一回言いますが、本当にチカレタビー。