見つかった? 何が? 愉しみが=備前焼の湯呑茶碗購入記

 備前焼 湯呑茶碗(鈴木美基作)

 コロナ禍による自粛で、つまらない毎日を送らざるを得ません。でも、あまり、落ち込んでばかりもいられないので、何か愉しみを見つけることにしました。

 面白きなき世を面白く、です。

 私の場合、ほんの少し、焼き物に凝ってみました。焼き物といっても、サバの塩焼き定食ではありません(くだらない!=笑)。有田焼、九谷焼、笠間焼といったあの焼き物です。高校生程度の基礎知識しかないので、少し調べたら、中世から現代まで続く代表的な六つの窯を「六古窯」と呼ぶそうですね。それは、越前、瀬戸、常滑、信楽、丹波、備前の6窯です。1948年頃、古陶磁研究家の小山冨士夫氏により命名されたといいます。既に奈良、平安時代から生産が始まっています。

 となると、私も、以前購入したり、家にあったりして、良く知っている唐津焼や萩焼や志野焼や益子焼などは、六古窯と比べれば、それほど古くないということになります。豊臣秀吉による朝鮮出兵で、多くの陶工が日本に強制的に連れて来られたりして、九州を中心に全国至るところで、窯が開かれたという話を聞いたことがあります。

 茶道具の陶磁器の中には城が買えるほど、超高価なものがあったりして、調べれば調べるほど焼き物の世界は奥が深いので、歴史的な話はひとまず置いて、個人的な話に絞ります。

◇湯呑茶碗が欲しい

 きっかけは普段、家でお茶を飲んでいる湯呑茶碗です。いくらなのか、知りませんが、安物で、スーパーで「一山幾ら」の中から見つけてきたような代物です。毎日使っているものですから、そんな安物ではあまりにも味気ない。それでは、何か良い物でも奮発して買ってみようかと思い立ったわけです。

 でも、焼き物は種類が莫大で迷うばかり。そこで、誰が言ったか知りませんが、「備前に始まり備前に終わる」という格言を思い出し、備前焼に絞ることにしたのです。

 そしたら、銀座に備前焼の専門店があることを見つけました。何と私の通勤路のみゆき通りにあり、毎日のようにそのビルの傍を通っていたのです。その店は「夢幻庵」といい、ビルの2階にあります。昼休みに、飛び込みで入ったら、40代ぐらいの女性の店主が笑顔で迎えてくれました。「夢幻庵」は岡山県備前市に本店と支店があり、陶芸作家を200人以上抱えているというのです。東京の、しかも銀座に支店を出すぐらいですから、相当なお店なんでしょう。

備前焼 湯呑茶碗(鈴木美基作)良い景色です♪

◇「小橋俊允は私の弟です」

 それで、店主と色々と話しているうちに、結局、湯呑茶碗一個を買ってしまいました。備前市の鈴木美基さんという陶芸作家が作ったものです。6600円也。お店の女性は「作者は48歳ぐらいの方です」と説明してくれましたが、後で自分でネットで調べてみたら、1970年生まれの方でした。ということは50歳ですよね? もう一人、気に入った湯呑茶碗があり、どちらにしようかと最後まで悩みましたが、8800円という値段の関係もあり、今回は諦めました。作家は小橋俊允さんという人でした。この方、ネット通販でも名前を見かけた人でした。偶然です。通販で購入してもよかったのですが、ネットでは重さも大きさも肌合いもよく分からないので、店舗に足を運ぶことにした経緯があります。

 そしたら、お店の女性は、後になって、「(小橋俊允は)私の弟なんですよ」というので吃驚してしまいました。既に、鈴木美基さんの茶碗を注文してしまっていたので、「遅かりし蔵之介」です。店主は、最初、小橋さんのことを「41歳ぐらいです」と説明しておりましたが、私が後で調べたら、1977年生まれ、ということで、それなら43歳です。えっ!? もし、その場で分かっていたら、「ご自分の弟さんなのに、年齢も知らないんですか?」と、突っ込みを入れていたことでしょう(笑)。

お茶だけでなくビールや焼酎も呑めるとは!

◇茶碗で酒でも呑むかあ

 ということで、鈴木美基氏の湯呑茶碗は、これからも長く愛用していくつもりです。何と言っても、おまけの「収穫」は、この茶碗で、お茶だけでなく、ビールが飲めたり、焼酎のお湯割りなんかも呑めたりできるという話を聞いたことでした。

 「使えば使うほど、味が出てきますよ」と店主さん。こりゃあ、いい。愉しみが一つ増えました。

政治家や専門家の根拠のない扇動には乗らないこと=新型コロナ禍では不安を受け入れる覚悟を

吊り上げられる~富士山危うし Copyright par Duc de Matsuoqua

 もう異様に長いコロナ禍の影響で、どうも気分が落ち込みます。せっかく、確定申告を早々に済ませて有頂天になったのに、その爽快感は1日しか持ちませんでした。気分の落ち込みは自分だけではないので、まるで集団ヒステリーにでも罹ったような感じです。

◇二重マスクとは狂ってる

 街では自警団が蔓延っていて、神経がやられます。ラジオで聴いたのですが、ある40代の女性が電車の中でウレタンマスクを着けていたら、隣りの爺さんから怒られたそうです。それ以来、下が不織布で上がウレタンの二重マスクにしている、といった話をしていました。

 放送禁止用語を敢て使いますが、世の中狂ってますね。

 そして、何よりも、不可思議というより、不快に思うのは、毎日のようにテレビに出てくる「医者」「専門家」と称する人たちです。テレビに出る暇があるのだったら、身体を休めるか、殺人的に忙しい現場に駆け付けるのが本筋なのではないか、と他人事ながら思ってしまうのです。

 そんなに有名になりたいんでしょうか? 別に貴方の顔なんか見たくないし、話も聞きたくない。第一、今の新型コロナの本当の解決策なんて、誰も、分からないはずです。むしろ、分からないのが正解なのですから。

評判が良いので銀座のランチ特集。「博多のぼせもん 銀座店」の大分豊後ゴマサバと関アジフライ定食 1000円(税込)

◇「不安もまたいいもの」ー帚木蓬生さん

 その点、毎日新聞朝刊で、1月27日と2月3日の2回にわたって掲載された作家で精神科医の帚木蓬生さんのインタビュー記事は、自粛自粛のこの息苦しい毎日の最中で、一番参考になりました。

 帚木氏は、この新型コロナを対処する最も有効で最適な答えはない、と認めた上で、それどころか、そういった不安を軽減する方法もないとまでいうのです。「人間は不安やハラハラ、ドキドキの状態を嫌なものと捉えてしまいますが、その状態こそ一番良い状態なのです。剣豪・宮本武蔵も『五輪書』でそう書いています。不安もまたいいじゃないですか」とまで言うのです。

◇中ぶらりんを持ちこたえる「ネガティブケイパビリティー」

 そして、精神医学の用語の中に「ネガティブケイパビリティー」という考え方がある、といいます。これは、未解決な問題に、生半可な知識や意味付けを用いて、拙速に帳尻合わせをしないということで、そんな中ぶらりんな状態を持ちこたえることだといいます。

◇不安を受け入れる覚悟

 これは確かに、苦しいことで、「言うは易く行うは難し」の典型的な例かもしれません。が、「不安を受け入れる」という覚悟は、今の御時勢で最も必要とされることなのかもしれません。

 帚木氏は、このネガティブケイパビリティーという概念の良さは、分断や差別とは無縁で、共感を目指すところにあり、他者や理解できないことに共感し、寛容になる心を持つことだと強調していました。そして、何よりも、政治家の安易な言葉や扇動に乗らないよう戒めております。

 これはテレビなんかに出て、さもしたり顔で説明する専門家やコメンテーターらの扇動にも乗らないように、ということだと私は個人的に解釈しました。

「新疆ウイグル自治区の現代史」と「感染症と情報と危機管理」=インテリジェンス研究所主催「諜報研究会」を初めてZoom聴講

Tokyo landscape Copyright par Duc de Matsuoqua

◇「Zoom会議」初体験

 土曜日、生まれて初めて「Zoom会議」なるものに参加しました。インテリジェンス研究所(山本武利理事長)主催の「第33回 諜報研究会」の講演です。

 参加、とは言っても、聴講といいますか、舞台のそでからそっと覗き見するような感じでしたが…。でも、割合簡単に聴講できました。iPadにZoomのアプリをダウンロードし、主催者から送られてきたメールの「ミーティングに参加する」というタッグをクリックしただけで、簡単に繋がりました。

 新型コロナの影響で、同研究所の講演会はもう一年近くZoomで開催されていましたが、私の場合、長時間に耐える家のWi-Fi環境が整っていなかったため、見合わせておりました。今回参加できたのは、携帯スマホを楽天モバイルに換え、これは無制限にデータが使えてテザリングを利用すれば、パソコンなどに繋がることも分かり、早速試してみたのでした。

 今時の大学生は、ほとんどこうしたオンライン授業が主流になった、と聞いてますが、やはり、講義は「生の舞台」には劣りますね。ま、言ってみれば、歌舞伎の舞台中継をテレビで見ているようなものです。

◇複雑な新疆ウイグル自治区の成立

 肝心の講演ですが、お二人の講師が登壇しました。最初は、東大先端科学技術研究センターの田中周(あまね)特任研究員による「新疆における中国共産党の国家建設:1949-1954年の軍事的側面を中心に」で、もう一人は、加藤哲郎一橋大学名誉教授で、「パンデミックとインテリジェンス」のタイトルで、実に複雑な奥深い、そして何よりも大変難解な講義をされておりました。

 最初の田中氏の新疆ウイグル自治区の「歴史」は、全く知らないことばかりでした。新疆ウイグル自治区といえば、イスラム教のウイグル族が住む地区で、最近では、米トランプ政権のポンペオ国務長官が「中国政府はウイグル族に対してジェノサイド(集団虐殺)を犯している」と非難し、次のバイデン政権のブリンケン国務長官も同意を表明して、俄然、世界的にも注目されていることは皆様ご案内の通り。

 田中氏の講演は、1949年~54年の中国共産党政権による”新疆併合””の話が中心で、そこに、ソ連スターリンの意向や、毛沢東や周恩来は新疆を早く「併合」したくても、他の地域との戦闘などでなかなか進出できなかった(毛沢東の実弟毛沢民は、新疆のウルムチで暗殺された)ことや、新疆地区内部にも共産党派と反共派と国民党派などが複雑に絡み合っていたことなどを初めて知りました。

 確か、中国には56の民族があり、宗教も違えば文化も言語も違います。広大な面積の全土を「統一」することは至難の業です。中国共産党が新疆ウイグル自治区を何よりも欲しかったのは、同地区には「白と黒」の経済の要(かなめ)があったという話が一番興味深かったでした。白とは綿花で、黒とは石油のことです。

◇核実験の場になった新疆

 そして、何よりも、ある参加者が「質問コーナー」で指摘されておりましたが、1960年の中ソ対立をきっかけに、中国共産党は核武装に踏み切り、その核実験を行ったのが、この新疆ウイグル自治区だったというのです。その質問者の方々らは、2011年の東日本大震災と福島原発事故の後、密かに放射能測定器を持参してこの地区に入ったところ、いまだに福島のホットスポットより高い放射能の測定反応があったという話には驚いてしまいました。

◇旧内務省官僚の復活

 続く、加藤一橋大名誉教授による「パンデミックとインテリジェンス」は、映画「スパイの妻」や731石井細菌部隊の話あり、スパイ・ゾルゲ事件の話あり、太田耐造ら「思想検察」を中心にした戦時治安維持の話あり、戦後も、旧内務省官僚の復活と再編を目論むような危機管理と国家安全保障体制の話(今、菅首相と最も頻繁に面会しているのは警察官僚出身の北村滋・内閣情報官=1956年12月生まれ、東大法学部卒、1980年警察庁入庁=であること)などあり、あまりにも複雑多岐に渡り、勿論、いずれも共通の「糸」で繋がりますが、ちょっと一言でまとめるには私の能力の限界を越えておりました。

◇世界でも遅れている日本の感染症対策

 ただ、一つ、特筆したいことは、今の新型コロナウイルス感染症対策の専門家会議の主要メンバーは、国立感染症研究所(⇦伝染病研究所)、医療センター(⇐陸軍病院)、慈恵医大(⇦海軍病院)関係者らが含まれているとはいえ、感染症研究については、日本は戦後、がん研究やゲノム分析の方に人材や資源を投入したため、大幅に予算も削減され、先端研究の面で大きく世界から取り残されてしまったという事実です。

 ですから、日本先導のワクチン開発がなかなか進まなかったという指摘には大いにうなずかされました。

声がかすれても頑張る菅義偉首相

東銀座「JU the burger」のバーベキューバーガーAセット1133円⇒968円(オニオンポテトはクーポン)

ハンバーガーの価格の不思議

 群馬県桐生市が発祥のハンバーガーショップ「JU the burger」」の東京進出第1号の「東銀座店」に行ってみました。歌舞伎座の近くです。オニオンポテトとドリンクのクーポン券があったので、少しは安くなるだろう、と高を括ってみたのですが、クーポン券は1枚しか使えず、結局セットで968円。

 私は、悪びれた様子もなく、ペロリと平らげましたが、やはり、ちょっと高いなあ、と思ってしまいました。別に悪意はありません。それより、不思議なのは、同じようなハンバーガーセットであるマクドナルドのビッグマック・セットとなると690円らしいですね。マクドナルドの方が、何度も何度も食べたくなるような美味しさがあるのに、その安さは本当に不思議です。

 不思議と言いながら、私はかなり皮肉で書いています。桐生市のハンバーガーセットのように、普通だったら、本来なら、セットになると1000円以上するのが当たり前なんでしょう。そう思ったわけです。いや、確信したわけです。

 桐生市のハンバーガーは、偉そうに言えば、可もなく不可もなく、驚くほど美味しいわけではなく、普通の味で、何度も何度も食べたいとも思いませんでした。それが、当たり前なのでしょう。何度も食べたくなってしまうことは、「怪しい」と疑問を持った方が真っ当なのかもしれません。 

まだ3月までGoToトラベルをやるつもり?

 前置きが長くなりましたが、約19兆円の第3次補正予算案が26日、衆議院の予算委員会で、自民、公明両党と、共産党が「菅政権の最悪の補完勢力」と批判している日本維新の会などの賛成多数で可決されました。

 立憲民主党など野党側は、1兆円も計上されているGoToトラベル事業の追加予算について、「感染拡大防止と医療体制への支援に注ぐべきでおかしい」などと撤回を求めましたが、多勢に無勢であっさり衆院を通過してしまいました。参院も同じようなものですから、28日に予算案は成立するでしょう。

 補正予算ですから、今年3月まで使い切るという予算です。今の緊急事態宣言でさえ、2月7日からせめて2月末日まで延期しようではないかという案が出ているぐらいですから、菅首相はわずか1カ月で1兆円も使い切る覚悟なんでしょうか。

 菅さんは、そんなに全国旅行業協会(ANTA)の会長の二階さんが怖いんでしょうか?「おまえ、誰のおかげで総理大臣になれたと思ってるんだ!?」と、自民党幹事長の二階さんから凄まれれば、恐ろしいので、忖度したということなんでしょうか?

 新型コロナが年末から年始にかけてあれだけ感染拡大したのは、「GoToトラベル」が要因の一つだっだ、と反省したんじゃなかったんでしょうか?

 各メディアの世論調査では、菅内閣の支持率が、朝日、毎日、共同など軒並み「危険水域」の30%台です。こういう人に国の舵取りを任せては安心できません、と言うしかありません。予算の原資は国民の税金なのですから。

 とはいいながらも、批判された菅さんは、ハンバーガーなんか喰ってるおまえなんかにとやかく言われる筋合いはない、と思っていることでしょう(笑)。忘れるところでしたが、26日に公表された産経とFNN(フジニュースネットワーク)の世論調査では、菅内閣の支持率は52%もありました。

  ああ、だから、菅首相は、疲れて声がかすれて出なくなっても、国会答弁で頑張っているんですね。

コンビニATMでお金を降ろしたら330円手数料取られる場合も

銀座 「てんぷら阿部」天麩羅ランチ定食 1600円

新型コロナ対策に妙案なし?

 新型コロナ感染拡大で東京など1都11府県が今、緊急事態宣言の真っ最中です。「外出控えよ」「飲み会するな」「違反したら罰金科すぞ」と、為政者からの指令で国民は委縮せざるを得ません。

 そうでなくても、医療関係者から医療崩壊どころか「医療壊滅」が叫ばれ、自警団に説教されなくても、自粛しなければならないことは分かっています。

 そもそも、自ら進んで慎むから「自粛」と言うのであって、自警団などから強制されては「他粛」になってしまいますよ。

 当然、反発もあり、49歳の受験生が「鼻マスク」で抗議したり、ある者は「中川日本医師会会長は開業医の利益団体代表で、数字を胡麻化している」と叫んだり、ある者は「コロナ対策が後手後手に回っている菅首相には退陣してもらう」と息巻いたりしております。

 では、妙案はあるんでしょうか?

 まず、「ない」でしょうね。経済優先にすれば、感染は拡大して死者は増える一方で、経済活動をしなければ、おまんまが食べられず、自殺者も増えるという悪循環、二律背反、矛盾が生じるからです。(今朝も首都圏では、JR常磐線と高崎線で人身事故がありました)

◇気が滅入るばかり

 「ええじゃないか」と、根拠のない異様な株価上昇で、富裕層は資産を増大しているというのに、歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリ氏説くところの「無用者階級」は、「一時帰休」や「雇い止め」や「馘首」などでまさに不要扱いです。最後は「休業補償」や「給付金」など政治家の指導力の問題になりますが、あまり期待もできません。

 今年5月なのか年末なのか、分かりませんが、やっと一般人へのワクチン接種が我が国でも始まると言われてますが、本当に安心安全なのか、副作用は大丈夫なのか疑心暗鬼です。

 気が滅入るばかりです。災害だということで諦めるしかないのかもしれません。名案があったら教えて下さい。

第2次緊急事態宣言下の有楽町駅前。「献血をお願いします」との声が響き渡っていました

 ◇世知辛い世の中になってきました

 何と言っても、経済循環の「血液」ともいえる銀行が随分、せこいことを始めてます。

 メガバンクのみずほ銀行は、今週月曜日の1月18日から通帳発行の有料化を早速始めました。新規発行だけでなく、繰越時の通帳発行の手数料として1100円(税込)も取るというのです。(ただし、70歳以上の場合無料)。

 三井住友銀行は今年4月1日以降に新規開設する普通預金口座の通帳については個人・法人ともに年額550円(税込)、ネットバンキングを使用しなかった場合、口座維持手数料として年額1100円(税込)を取るというのです。

 しかも、三井住友銀行は今年4月5日からコンビニのATM手数料を改定して、通常日は110円も値上げし、平日昼間を220円に、それ以外は330円となります。(ただし、利用の多い25日、26日のコンビニATM手数料の日中は無料)

 三大メガバンクの残りの三菱UFJ銀行は、今年7月1日以降に口座を開設した人を対象に、その後2年以上利用がなければ、年間1320円(税込)の手数料を取るというのです(すでに口座を持っている人は対象外)。また、同銀行も4月1日からコンビニATMを利用した場合、平日8時45分~18時は110円から220円と2倍に、それ以外の時間は330円に大幅に値上げされるといいます。(いずれも、正確を期すために詳細は御自分の銀行サイト等で確認してください)

330円もあれば缶ビールが買える

 世知辛い値上げについて、回し者と見られる評論家は「日銀によるゼロ金利政策で、銀行の収益が大幅に減ったから」とか、「あるメガバンクの通帳発行には年間60億円かかる」とか、色々と理由を説明しますが、庶民としては解せませんねえ。

 仕事帰りの与太郎君が、金曜日の夜6時5分にビールが飲みたくて、近くのコンビニのATMで1000円を降ろしたら、自分のお金なのに、330円も手数料を取られていたなんて、不条理極まりない話です。330円も出せば、500ミリリットルの缶ビール1本ぐらい軽く買えてしまうじゃありませんか!

◇私の防衛策

 そうなんです。指を咥えて非情な現実を眺めているばかりではいられません。

 私の場合ですが、銀行はネット銀行と契約し、最初から通帳はなし。そのネット銀行が発行するデビットカードで、なるべく現金払いせず、そのカードで支払う。このネット銀行はカードで支払うごとにポイントが付くので現金よりお得です。

 大抵のコンビニならカードが使えるので、いちいちATMで現金を降ろさなくて済むので便利です。

 しかも、このネット銀行は、系列のネット証券に口座を持ち、「ブリッジ」を申し込むと、何と単なる普通預金でも、メガバンクの100倍の年0.1%の金利が付くのです。(つまり、メガバンクの今の普通預金の金利は、わずか年0.001%です)

 与太郎君にもお勧めです。

第二次緊急事態宣言下の東京・銀座=2021年1月18日(月)

銀座三越のライオンも…

 新型コロナの大幅感染拡大を受けて、1月8日から東京、神奈川など関東1都3県で、14日からは大阪、福岡など2府5県も追加されて、2月7日までの緊急事態宣言が発令されました。昨年4月7日(5月25日まで)以来、二度目の発令です。

2021年1月18日

 ということで、本日は、小さなビデオカメラ、とは言っても、単なるiPhoneのスマホですが(笑)、それを抱えて「今の銀座」を撮影してきました。

 時刻は、銀座4丁目にある日本一正確な(?)セイコーこと服部時計店の時計の針が示す通り、午後1時過ぎです。

2021年1月18日

 いつもの通り、昼休みを利用して撮影しているわけです。

 ですから、大好きな仕事をさぼっているわけではありません(笑)。昼休みのせいか、案外人通りがありますね。

2020年4月22日

 それは、昨年4月22日の銀座の様子と比較すると、よく分かります。当時の銀座は、まるでゴーストタウンでした。

2021年1月18日

 ちょっと調べてみると、昨年4月に緊急事態宣言が出された時の東京の感染者数は100人程度でした。100人を超えると、どこもかしこも大騒ぎしたものです。

 それが、今では、東京の感染者数ですが、1500人なんて当たり前。今のところ、1月7日の2447人が東京の最高ですが、上の動画で取り上げた2020年4月22日の時点での感染者数はまだ東京で123人、全国でも405人しかいませんでした。

◇不要不急とは何ぞや?

 本来なら危機感、緊張感を漲らせなければいけませんが、皆さん、場慣れしてしまったのか、いつまでも緊張感が続かないのか、それとも、緊張疲れしたのか、嫌なことは忘れたいというのが人間の性(さが)なのか、一様に「表面上」は殺気立つことなく、平常心を保っています。

 恐らく、皆さんは観光やお買い物など不要不急の用件ではなく、私のように、お仕事で仕方なく、遠路はるばる銀座まで出てきていることでしょうね。

 義務感と使命感に溢れていました。と、ジョージ・バーナード・ショー風に書いてみました。

【参考】

 朝日新聞「新型コロナ感染状況

マスクを巡る喜遊曲

 会社のデスクに座っていたら、マスクが不良品だったせいなのか、耳にかけるゴムがすぐ取れてしまいました。やばい! でも、備えあれば憂いなし。もう一つ、予備のマスクをカバンに忍ばせていたので慌てずに済みました。用意周到でしょ?(笑)

 何が起きるか分かりませんね。昨日18日は、全国で2201人の感染が発表され、初めて1日の感染者人数が2000人を超えて過去最多となりました。東京も過去最多の493人、大阪は273人、北海道は233人です。こんな時にマスクをしないと非国民扱いされかねません。

 マスクと言えば、今日、いきなり、シャープからマスクの「ご当選のお知らせ」が飛び込んできました。「シャープマスク抽選販売事務局です。このたびは、シャープ製マスク抽選販売にご応募いただき、誠にありがとうございました。第1回~第30回までにご応募いただいた方の中から、厳正なる抽選の結果、ご当選されましたのでお知らせいたします。」とのこと。忘れてました。そう言えば、マスク大不足だった半年ぐらい前に、第1回か第2回のシャープのマスクの抽選に応募したことがありました。当然、落選。

 でも、今は、どこでもマスクを売っていますから、今さら、という感じです。遅いですよ。今回、厳選なる抽選にて当選してももう買いませんよ。

そう言えば、アベノマスクはいまだ使わず 何処へいったか?

 そうそう、16日のことでしたか、不織布のマスク約282万枚を仕入れたものの、マスクは市場に出回り転売できなくなったため、購入代金約7400万円を踏み倒そうとした広域暴力団幹部らが恐喝未遂と監禁の疑いで逮捕されましたね。本当に今の時代を象徴するタイムリーな事件でした。ニュースになるはずです。

  いやはや、今は「第3波」なのか、感染者は増加の一途です。それなのに、政府自民党は「Go to トラベル」も「Go to イート」キャンペーンも中止することなく、「イートは4人以内にしてねえ」と言うだけで、後は都道府県知事の判断に丸投げ状態。こんなんで大丈夫なんでしょうか? 米国では18日にコロナ感染による死者が25万人を超えましたし、「対岸の火事」と言ってられません。(※日本国内の死者は1934人)

 と書いていたら、今、テレビの速報で、東京都の本日19日の感染者が最多の534人と発表されました。ついに、500人の大台を超えました。若い人は無症状でも、年配者は重症化します。マスク、うがい、手洗い、消毒、三密回避と十二分、気を付けるしかありません。

 今月末の3連休は、紅葉狩りを兼ねて鎌倉の禅宗寺院巡りをしようかなと考えていましたが、自粛した方が良いかもしれませんね。…うーん、いまだ迷ってますが…。何で、コロナウイルスは、春のゴールデンウイークとか、秋の紅葉狩り連休とかに急に異様に増えるんでしょうかね? 傲慢になった人間に天罰を与えているということなんでしょうね、きっと。

驚異的な菅内閣の支持率とコロナ感染マップ

 9月16日に発足した菅政権の支持率がメディア各社の調査で、60%~70%台という高さには驚かされました。新就任ということで「ご祝儀」もあると言われていますが、それにしても、異常な高さです。

 このままの報道を信じて受け入れた国民は「菅内閣はとても良い内閣だ」「仕事ができる期待できる政権だ」と思い込みそうです。でも、菅政権は「安倍政権を継承する」と訴えており、安倍政権末期の支持率は20%台のところもありました。そして菅首相は、当時は安倍政権の要の官房長官でした。支持率のアンケートの仔細を見る国民は少ないと思いますが、「支持する」人の理由として、「他にふさわしい人がいないから」というが結構多いのです。

 あまり皮肉を書いても、サイトが閉鎖されてしまうかもしれないので、「もしかしたら、菅政権は、大化けして、北朝鮮の拉致被害者と北方領土を返還してもらうような日本史に残る大仕事をするかもしれない」と書いておきます。

 今回の菅政権の目玉の一つが、デジタル庁の創設だと言われています。しかし、これも仔細に観察してみると、国民すべてのマイナンバーと銀行口座とのデジタル登録を完遂して、国民一人一人の資産を把握して、税金徴収を確実にすることが目的ではないか、と思えてきました。ま、これも富裕層と資産家に関係がある話で、皆さんには関係ないですね(失礼な!)。富裕層は飛び切り頭が良くて、賢いですから抜け道を考えることでしょうが…。

 そうでなくても、今は、ドコモ口座やゆうちょ銀行などの不正引き出し事件が多発しているわけですから、デジタル庁は、是非ともネット・セキュリティーの強化の方に力を入れてもらいたいものです。ハッカーとのいたちごっこが半永久的に続くと言われていますから、それこそ、ネット・セキュリティーにヒト、モノ、カネを投入してもらいたいものです。国家事業が、ハッカーされてはお話になりませんからね。

 さて、会社の同僚から面白いスマホのアプリを教えてもらいました。

 「News Digest」というアプリで、新聞社やテレビ局や通信社から提供されたニュースがあるのは、類似アプリによく見られるのですが、下の一番右の「コロナ・防災」をクリックすると、地図が出てきて、全国の新型コロナウイルスの感染場所が「〇」人と数字が出てきて、状況が一目で分かるのです。ちなみに、私が働く会社近辺の銀座を見てみると、某有名デパートでも3人の感染事例があったことが初めて分かりました(消毒済みらしいですが)!

 コロナ感染状況は、全国をカバーしているので、皆さまのお住まいのお近くの感染状況も把握できることになっています。

 また、コロナだけでなく、火事や交通事故など現場情報までもが出てきます。これは、どうも読者からの「投稿」によるようです。

 この「News Digest」というのは初めて聞くので調べてみたら、JX通信社という会社が運営しているようです。主要株主も公開されていて、テレビ朝日やフジテレビのほか、共同通信さんもメインの株主のようです。一方、主要取引先(ということは、ニュースを購入契約している相手ということか?)として、NHKのほか民放キー局、新聞社は朝日、読売、中日、産経、日経はQUICK、そして、もちろん共同通信さん。大手と言われるメディアで取引していないのは、スポーツ新聞(報知、日刊、スポニチ、サンスポ)と夕刊紙(東京スポーツ、日刊ゲンダイ、夕刊フジ)と毎日新聞と時事通信ぐらいでしょうか。

 ということで、何で、私が共同通信にさん付けしたのか、事情通の皆さんなら斟酌できるかもしれません。

 ネットニュースの世界も日進月歩ですから、動きは速いですね。ニュース・アプリと呼ばれるものはあまりにも沢山あるので、迷ってしまいます。でも、パイは限られているので、そのうち淘汰されることでしょう。

魔法の非接触キー?を買わされた話

 ついに、というか、とうとう、ここ半年以上、全国で唯一新型コロナの「感染者ゼロ」で踏ん張ってきた岩手県から昨日の29日、感染者が出てしまいました。国内全体では、1日当たりの感染者が初めて1000人を超え、29日は過去最多の1261人。東京都で250人の感染者が出れば、大阪府も過去最多の221人、愛知県で167人、福岡県で101人と100人を超えてしまいました。

 ということを書いていたら、今、速報で、30日午後の東京都の感染者が367人とついに300人の大台を初めて超してしまいました。

 キリがないですね。もう「第2波」が来たと言ってもいいんじゃないでしょうか。

 それでも、週刊現代は「第2波は来ない」と断言していますし、米大統領もブラジルの大統領も、そして、この間の都知事選候補の一人も「コロナは単なる風邪」と豪語していました。ベラルーシの大統領は「コロナはウオッカとサウナで治る」と、本人が感染しても全く動じることなく、無症状のまんま回復したといいます。

 何だかよく分かりませんね。渦中にいると、本人だけが状況を全く理解できないのと同じです。やはり、真相は何カ月か何年か経たないと分からないのかもしれません。

 となると、人それぞれの個性は態度で現れます。こんな御時世だというのに、マスクをしないで街中を平気で歩いている人がいれば、とにかく人を避けて家に閉じこもっている人もいます。

 私の周囲にいる友人知人も千差万別です。「三密なんか気にしてられるか」と言って夜の街に繰り出して飲み歩いている人もいれば、社内でフェイスシードをして神経質そうにビクビクしている人もいます。

 そんな中で、今日一緒にランチに行った小早川君は、どちらかと言えば後者で、「これは必需品だぜ」と鍵のようなものを見せびらかすのです。

それが、上の写真です。

 正式名称は分かりませんが、「非接触キー」とか何とか呼ばれているらしく、これでドアのノブを開いたり、エレベーターの階の番号を押したりして、とにかく、感染しないように、他人が触ったものに接触しないようにするキーだというのです。

 なんじゃこれ!? ですよね?

 そんな話をしているうちに、会社の近くで、彼がそのキーを買ったという店を通り掛かりました。

 「おお、ここで買ったんだよ。君も買ったら?あ、そうだ、もう一つ、息子の分も買って行くよ」と言って、銀色のキーを持って、レジに行きました。

 戻ってくると、彼は「あれっ?まだ買ってないの?迷ってるの?駄目だねえ」と言う始末。お店の回し者かと思いましたが、値段は660円。まあ、ブログに載せるために、ただそれだけのために買うのもいいか、と思い直し、いつの間にか、私もレジに走っておりました(笑)。

 私が金色のキーを買ったものですから、小早川君は「金色を選ぶとは欲深いな。湖に斧を落とした木こりが、悩んでいたら、神様が出てきて、『お前が落とした斧は、金色の斧かね?それとも銅色の斧かね?』と尋ねる話知っているか?」とまで、言うのです。

 そこまで言いますかねえ?

 まあ、折角買ったので、会社のエレベーターで、早速このキーを使ってみました。

 玩具みたいなもんです(笑)。まさにSFの世界です。経済の需要と供給の世界なので、こんなものが売られ、買う人がいるということでしょう。けど、まさか、こんな時代が来るなんて思ってもみませんでしたよ。

またもや感染者

 月曜日に出勤したら、社内でまたコロナ感染者が出たという話が伝わって来ました。今回は私の職場とはフロアが違いますが、どうも会社全体で緊張感が見られません。昨日の日曜日に消毒を済ませたらしいのですが、あんまり甘く見たら、また感染者が出てくるんじゃないのでしょうか。

 緊張感があるのは、高齢者が多い我々の部署ぐらいです。他の皆んなは、何処か他人事のような振る舞いですが、よく言えば、実に冷静でパニックにならずに落ち着いているという言い方もできるかもしれません。

 でも、人間は痛い目に遭わなければ分かりません。重症化して死者でも出れば、社内でもパニックになるかもしれませんが、それでも慣れて、また普段と変わらない生活を送ることでしょう。懲りないのです。「嗚呼、今日は一人で済んだかあ」で終わり。代わりは他に何人もいますから。

いわし定食 1050円

 それにしても、最近の政治のドタバタ、アタフタぶりには目を覆いたくなります。特に、「Go toキャンペーン」か、「強盗キャンペーン」かよく知りませんけど、ここ1週間、200人前後の感染者を輩出している東京を対象から除外したり、赤羽国交相が、団体や高齢者の旅行を控えるよう命じたり、迷走しています。どんな基準なのか、よく分かりませんが、首都圏の神奈川、千葉、埼玉は東京と同じような増加傾向ですし、大阪だって、昨日19日は89人とこれまでの2番目に多い感染者を記録していますから、東京だけ除外するのは辻褄が合わない気がします。

 今朝の東京新聞1面トップに出ていた共同通信の調査(7月17~19日)によると、22日開始予定の観光支援事業「Go to トラベル」キャンペーンを全面的に延期するべきだとした人が62.7%に上ったといいます。私も延期するべきだと思っています。

 Go toキャンペーンは、頭が良い若き高級官僚が考えつきそうな話ですが、同じ税金を使うのなら、まず最初に医療従事者やワクチン開発に投入すべきではないでしょうか。東京女子医大病院は、看護師にボーナスを支払わないとかで、400人もの大量の看護師が退職するという騒ぎになっています。創業者一族である吉岡理事長の施設充実化に多額の原資を掛ける余裕があるなら、職員の一時金に回すべきたという看護師側からの主張です。目下、「経営者側」から歩み寄りもあり、今後の事態に変化がありそうですが、世間に悪い印象を与えてしまった感があります。

 本当に毎日、暗い、苦々しいニュースばかり聞かされます。

 「ボーヨー、ボーヨー」(前途茫洋)と中原中也のように呻きたくなりますよ。