達観の境地

ローマ

2日に亡くなった三菱総研特別顧問の牧野昇氏のインターネットについての名言。

「ほとんどが公開情報です。あれは、電子版チラシ広告みたいなものです」

●うーん、その通りかもしれない…

1917年生まれの作家伊藤桂一氏の箴言。

20年前

「70代は黄金の時代です」

10年前

「人生は80代からはじまります」

そして、90歳を目前に控えた今年

「別に声を大にして何も言うことはない。訥訥として語っていても、人は耳を傾けてくれる」

「私は人生を何事も前向きにしか考えない。肯定してゆくのである」

●参りました…これぞ達観の境地!

3つのHAVE

人生で最も大切な3つのHAVE

勇気(挑戦心)を持て!

目標(夢、希望)を持て!

自信(克己心)を持て!

この3つは誰からも与えてもらえません。

世界からも、国家からも、地域からも、家族からも、職場からも…

自分自身で持つしかありません。

天は自ら助くる者を助く。

辛いことに負けない

 ローマにて

作家で医師の久坂部羊氏は1996年、パプアニューギニアで、伝説の映画監督レニ・リーフェンシュタールと会っています。

彼女は、ヒトラー・ナチス政権下で行われた1936年のベルリン・オリンピックを撮影し、一躍脚光を浴びます。時に34歳。もちろん、このことで、彼女は一生、十字架を背負って生きていくことになります。

久坂部氏が、レニに会ったのは、その50年後のことで、彼女が94歳の時。レニは、戦後、アフリカのスーダンのヌバ族の生活を10年以上追い続け、写真集「ヌバ」を出版し、再評価の兆しを獲得しつつありました。その頃は、現役のスキューバーダイバーとして、海中写真を撮っていました。

当時、現地の日本大使館で医務官を務めていたという久坂部氏は、勇気を出して彼女に話しかけ、元気の秘訣を聞きました。

すると、彼女はこう答えたというのです。

「それは人生をつらいことで満たすことよ。それに負けないことがエネルギーになる」

2003年に101歳で没。

(27日付朝日新聞)

サラリーマン川柳

ヴァチカン博物館

サラリーマン川柳が発表されましたね。

ギャグ好きな私は、この日を楽しみにしていました。

気に入った作品を無断で引用します。マナー違反ですが、勝手に少し換骨奪胎します。

●携帯より 夫を換えたい ポータビリティ

●飲もうかと 誘えば 部下すぐ 車です

●崖っぷち いいなあ 犬は救われて

●パパお願い アッシー、場所取り カメラ ゴミ

●アレがアレして アレどうした アレ哀れ

●帰りたい 我が家でなくて あの頃に