京都・宇治「三室戸寺」の紫陽花が見どころです

おはようございます。皆様おなじみの京洛先生です。
梅雨入りで、洗濯がスムーズに運びませんね。迂生は先生なんですけど(笑)。陋宅に自動乾燥機など高級品は持ち合わせておらず、天日干しですから往生します。「〇〇殺すには、刃物はいらぬ。雨の三日も降ればよい」と言いますが、コンピュターが進化している時代でも、天気は、暮らしに大きく影響、左右しますね。
 梅雨時の花といえば、薔薇、紫陽花、菖蒲、梔子(くちなし)、睡蓮などですが、一昨日は、10円硬貨でおなじみの宇治の「平等院」ではなく、その手前の紫陽花の名所の修験宗の別格本山「三室戸寺(みむろとじ)」に出かけてきました。
 此処は1200年前の宝亀年間に、光仁天皇の勅願で建てられた古刹です。平安時代を偲ぶ五体の重要文化財の仏像が安置されていますが、今の本堂は江戸時代の文化年間に建てられたので、まだ180年くらいしか経っていません。
 境内1万株の、紫陽花は、紫、白、ピンクから真っ赤な色まで多彩で、これは見応えがありますね。
 通常、観光客は宇治の「平等院鳳凰堂」までは足が向きますが、京阪電車の「宇治」駅より一つ手前の「三室戸」駅で降りて、同寺に行く人はまだまだ少ないですね。
 それでも紫陽花のシーズンになると、京都新聞はじめ各紙の「京都市内版」で、「三室戸寺の綺麗な紫陽花が今年も咲き始めました」といった記事が出ることもあり、京都市内から「ほんなら見に行きまひょか?」「ついでに、宇治の新茶でも買って来まひょか」という人や、海外からの観光客もやって来ます。
迂生も夕方近くになりましたが、三室戸寺を訪れました。
紫陽花を愛でる人で賑わっていました。どんな紫陽花が咲いていたのか、ご覧頂くべく、早朝ながら御報した次第です。
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