映画「ギルティ」は★★★

 こんな映画、初めて観た、ってな感じです。

 全く言葉が分からなくて、見当もつかないと思ったら、デンマーク映画でした。キャッチフレーズは「犯人は、音の中に、潜んでいる」。そして「事件解決のカギは電話の声だけ。88分、試されるのはあなたの<想像力>」てな具合です。監督はスウェーデン出身のグスタフ・モーラー。2018年、サンダンス国際映画祭観客賞を獲ったようです。

 誘拐事件を解決するサスペンス映画なので、内容はお伝えできませんが、舞台はたった一つ。コペンハーゲンにある警察の緊急通報指令室です。セリフがある主要登場人物は、中年のハンサムなおじさんたった一人だけ。勿論、他にも数人登場しますが、セリフは一言か二言だけなのです。主人公アスガー(ヤコブ・セーダーグレン=この人もスウェーデン出身、デンマーク育ち)は、ある事件をきっかけに第一線の現場から離れ、しがないオペレーターに従事している警察官という設定ですが、やたらと彼のアップの素顔がスクリーンいっぱいに広がります。

 そんな全く単純な場面だけなのに、キャッチフレーズに書かれている通り、88分間もグイグイ観客を引き込みます。まるで、演劇の舞台のように、何が現場で実際に起きたのかは、観客の想像力に任せています。

 こういうのって、ボディーブロー映画というんでしょうか。あとで、効いてくるんですよね。終わっても「何で、アスガーは単独行動をして、内部でチームワークをとらないのか?」とか、「結局、事件の真相は何だったのか?」などと色んな疑問が湧きましたが、誰かが教えてくれるものでもありません。

 答えは、観客の想像力にあるのかもしれません。

 勝手に吟味しますか(笑)。

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