トイレットペーパーよ、お前もか。

WST National Gallery Copyright par Duc de Matsuoqua

新型コロナウイルス騒動で世間はパニックってますねえ。

昨晩は、友人の川本君から「俺の住む所ではマスクどころか、トイレットペーパーまでも売り切れ。ミネラルウオーターもお米も品薄だよ」とのメールが飛び込んで来ました。

 川本君は東京の高級住宅街の一戸建てに住んでいます。

 「そこだけでしょ?小生の住む所は、そんな下品な人はいませんよ」と皮肉で応えておきました。本当は、私の住むところは、都心から1時間半もかかる田舎の町で、チンピラがいて、マナーの悪い人間が実に多いのが現状です。

 そしたら、「 阿呆なおっちゃんやな!トイレットペーパーの売り切れは、テレビでもドンドンやってるわ。週末はパニック買いになるかもよ。おぬしの住んでる所は、感染者が異様に少なすぎる。しっかり検査しているのか?感染者がいるのになかったことにしてるんじゃないか?とにかく、何も知らないなんて、ジャーナリスト失格やな」とまで罵倒するのでした。

 まあ、彼は大袈裟でせっかちで、性格に問題があるところが多いので、話半分に聞いておりました。

Xスーパーの棚はこの通り

 しかし、「ジャーナリスト失格」とまで罵倒、誹謗、讒謗されれば、黙っていられません。

 今朝、自宅から近いスーパーとドラッグストアに行ってみました。

 そしたら、写真の通り。マスクもトイレットペーパーも売り切れ。「入荷の見込みなし」とは何じゃいな?

 世間には悪党がいて、買い占めて、高額でネットで売りさばいている被疑者もいますからね。奴らは重罪にすべきです。

 こんなことが起きたのは「マスクとトイレットペーパーの原料は同じ」だの「トイレットペーパーは中国産だから、輸入が止まる」といったデマをSNSなどで拡散する輩が横行していることです。そして、そのデマを信じ込んでしまう浅はかな輩もその数百万倍いることです。

 何よりも、「自分や自分の家族だけが助かればいい」という自己中心的な人間が増殖したという証左でしょう。

 実際は、トイレットペーパーの原料は国産や北米産のパルプで、マスクの原料は不織布で全く違うこと。昨年1年間のトイレットペーパーの中国からの輸入は、全体のわずか2.5%に過ぎず、大勢にを影響がないことを知れば、パニックならずに済むはずです。

 1970年代のオイルショックで、トイレットペーパーが店頭から消える事件がありましたが、考えてみれば、半世紀近い昔のことで、実際に知っている人は還暦以上の年代で、今生きている中年の人までほとんどは実際に知らないんですよね。当時もデマからパニックになりましたが、「人間は歴史から何も学習しない」ということがよく分かります。

ドラッグストアもこの通り。他人のことなど知ったことか!

 そう言えば、昨日は突然、安倍首相が3月2日(月)から全国の小中高校を休校せよ、という要請をしましたが、今朝の新聞を読むと、安倍首相がほぼ独断で決定したようですね。自民党の岸田政調会長まで「社会全体で突然のことで、唐突感は否めない」と苦言を呈していました。勿論、与党の公明党にも全く相談がなかったようです。

 面白いことに、と言ってはいけないでしょうが、気骨がある自治体もあり、安倍首相によるこの突然の要請に反旗を翻し、異議を唱えているのです。偉いので具体名を挙げますが、群馬、栃木、兵庫、岡山、島根、沖縄の各県です。政府の要請にもかかわらず、各教育委員会は、「休校しない」判断をしました。

 新型コロナウイルスといっても、80%は軽症だといいます。回復する患者も多いのです。むしろ、毎年、3000人以上の死者が出るインフルエンザの方が怖いはずです。「今日も〇〇県で新型コロナウイルスの感染者が出ました」とニュースになっても、「今日も△△県でインフルエンザの死者が出ました」とはニュースにしません。

 メディアの報道姿勢も疑うべきです。

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