効くのかしら「補中益気湯」?

 ついに、とうとう私の会社の社員から新型コロナ感染者が出ました。

 私がこの事実を知ったのは、今朝の新聞ですよ。まるで「マスコミ辞令」ですね。知らぬは本人なりけり、です。昨日は社内の部署で一切話題にならなかったので、知っていた人はごく一部だったと思われます。でも、会社が会社なので、灯台下暗しです(苦笑)。

 感染した人は、九州の現場に行って罹ったので労災かもしれません。でも、発症が早すぎるので、東京で罹った可能性もあります。恐らく彼は今、自宅待機か、病院にいるのかもしれませんが、その人の部署は、私と全く同じフロアで、すぐ近くなので、……(そう、この後、何と書けばいいというのでしょうか?)

 とにかく、あまり甘く見ないことにしています。

 昨日16日は、東京での感染者が286人と過去最大を記録しました。国内で622人です。もう第2波がやってきたのか、「夏は落ち着く」と言っていた専門家の予測が間違っていたのか、真実は、後世にならなければ判明しないことでしょう。今の時点で後付け解釈はするべきではないと思っていますが、事実、感染は拡大しています。

 7月16日現在、日本国内での感染確認総数は2万4443人、死者998人となっていますが、米国では1日の感染者が6万人前後と、驚くほど桁違いです。昨日の東京新聞に、6月1日と7月14日の感染者の比較が出てました。それによると、アリゾナ州では6月に感染者が187人だったのが7月は4274人。死者は11人から92人に。テキサス州では感染者が593人から1万0745人、死者が6人から87人に増加。フロリダ州では、感染者667人から9194人、死者が9人から113人と激増したというのです。音信不通になったテキサス州に住む友人の安否が心配です。

 これでは、トランプ大統領の再選は黄信号、いや赤信号が灯りそうです。

 また、我が身を振り返って、「コロナは単なる風邪」と主張する人はいますが、自分として「危ない」と気を引き締めて、細心の注意を払っていきたいと思ってます。従って、まだ、友人たちとの居酒屋談義は再開できていません。残念ですが、周囲に迷惑掛けたくありませんからね。

 もう一つ、一部の医療関係者の間で「コロナに効く」と評判の漢方の「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」をやっと入手できました。都心のドラッグストア(はっきり言ってマツモトキヨシ)では売っていなかったのですが、自宅近くのドラッグストア(はっきり言ってウエルシア)には売っておりました。4378円。サプリメントも効くかどうか分からないし、これも本当に効くかどうか分かりませんが、まあ、気休めにはなるでしょう(笑)。箱の裏の効能には「体力虚弱で元気がなく、…疲労倦怠、病後衰弱、食欲不振」などと書いてあります。そうですね、最近、疲れが取れず、ブログなんか書いているせいで、目、首、肩、腰が痛く、満身創痍で元気がないので、この薬をのめば効果あるのかしら?

 そうそう、効能には最後に「感冒」としっかり書いています。信じる者は救われる?

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