松島屋の豆大福
うまいめんこい村のへこ作村長です。
「いよ! 松島屋!」
歌舞伎の片岡仁左衛門ではありません。あちらは「松嶋屋」ですが(笑)。
こちらは、誰がいつから言われ始めたのか分かりませんが、「東京の三大豆大福」の一つと言われる泉岳寺の「松島屋」の豆大福です。(ちなみに、あとの二つは、原宿の「瑞穂」と護国寺の「群林堂」=いずれも未経験=らしいです)
私は、訳ありで、「パシリ」になってしまいましたので、陋屋から自転車で30分も掛かる百貨店で、特別に、あの泉岳寺の松島屋の豆大福がお一人様5個まで買えるということでしたので、走って買いに行ってまいりました。
1個171円。何しろ、本店の泉岳寺まで行けば、ウチからの往復電車賃だけで10個は買えてしまいますからね(笑)。
売り出し時間の25分前に到着しましたら、既に長蛇の列。暇人が30人以上並んでいました。「こりゃ、吃驚」と並んでいるうちに、お店の人が「整理券」なるものを配り始めました。お一人様5個まで、300個限定販売だったからです。後ろを振り返るといつの間にか、長い列。結局、発売5分前には「完売」してしまいました。
扨て、肝心のお味ですが、はっきり言って、期待があまりにも大き過ぎたのか、その期待を超えることは残念ながら、できませんでした。むしろ、そこら辺にある梅林堂の豆大福の方が美味しい感じがしました。
アタシの舌がおかしいのですかねえ?
でも一体、いつ、誰が「東京の三大豆大福」を決定したのでしょうか?
泉岳寺といえば、今日は、忠臣蔵の討ち入りの日でしたね。そんな日に松島屋の豆大福とは…。
三大豆大福って?
ホント、東京三大豆大福なんて誰が付けたんでしょうね。ちなみにその三つで小生が好きな順は、①群林堂、②瑞穂、松島屋は最下位です。梅林堂の塩豆大福のほうが値段的にも好きです。
私、お伴之助、べこ村長は京都の出町ふたばの豆餅が一番好きですが、京都のグルメ先生によると、「あそこはもうダメ。工場で作っている」とか。ホントに安くて美味い豆大福は他に隠れているかもしれません。メディアに踊らされて、行列に並ぶのも悪くはありませんが。ひっひっひ。