日本も財政危機?

銀座・てんぷら「阿部」 ランチかき揚げ丼 1000円=主人は「なだ万」仕込み 旨くて安い

米国が、というより、中央銀行に当たるFRBが、政策金利を9年半ぶりに引き上げましたね。いわゆる「ゼロ金利」が解除されて、金利が年0.25~0.50%に上がるというわけです。

経済大国、世界一のアメリカが世界に与える影響は、甚大(笑)なものがあります。「アメリカがくしゃみをすれば、日本は風邪をひく」といったことわざ(?)がある通りです。2008年のリーマン・ショックと呼ばれた金融危機から7年たって、ようやく危機を脱したということなのでしょうね。利上げについては、昨年から盛んにアドバルーンが上がっていたので、市場関係者も冷静だったようです。

しかし、新聞や雑誌を見てみると、アナリストとか評論家とか学者とか称する人たちの意見が、何かバラバラで何を信じたらいいのか、さっぱり分かりませんね。

ある人は、「このまま、日本の株は上昇し、2万円回復は確実。3万円も圏内」と言えば、ある人は「日経平均は1万5000円にまで落ち込むのではないか」と指摘する人もいます。

ラジオを聴いていたら、ある評論家が「米金利上昇によって、ブラジルに投資していたアメリカのファンドが引き上げて、ブラジルの経済が混乱するのではないか」と予想していました。

ブラジルといえば、来年、リオデジャネイロでオリンピックを開く国でしょ?財政破綻したら、五輪開催できるのでしょうか。そうでなくても、競技場施設の工事が遅れている噂が飛び交っているというのに…。

しかし、この話、決して他人事ではありません。

ある週刊誌を読んでいたら、某作家が「このまま、少子高齢化が続けば、日本は2020年以降に財政破綻する」とのご託宣を自信満々に語っておりました。国債や借入金を併せた国の「借金」が1000兆円を超える中、消費税を欧州並みに20%~30%ぐらいに上げなければ日本は破産するといった趣旨でした。

2020年といえば、まさに東京オリンピックが開催される年じゃあーりませんか。

ブラジルの災難を他人事のように見ていたら、確実に火の粉が日本に襲ってくるという予言なんでしょうか?

“日本も財政危機?” への1件の返信

  1. 財政破綻論者と炭水化物
     ひところ野口悠紀雄などがこのままだと日本は破綻すると喧伝していました。
     しかし昨今は高橋洋一、三橋貴明などが財務省主導の財政破綻論と増税論を、経済理論さらには国益より省益そして自己保身という財務官僚のからくりを暴いて、財政破綻論は打ち砕かれています。
     某作家はおそらく財務省筋の手に落ちたのでしょう。各種審議委員や講演会という餌に食いついたのでは?
     
     銀座のランチは久しぶりでうれしく拝見しました。ところで、大福やら今回のかき揚げ丼やら、炭水化物(デンプンと砂糖)にはご注意ください。

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