「分からない」ということ

Noukyavilla

昨日は、大関琴奨菊が日本出身力士としては、10年ぶりに優勝して大騒ぎでした。

「日本出身力士」というと江戸時代の人は、さぞかし違和感を覚えることでしょうけれど、この10年間は、春場所でも秋場所でもなく、全て「モンゴル場所」になっていましたから、私は、「日本出身人」として、素直に嬉しく喜ばしかったです。ま、これ以上書くと、不特定多数の人が目に触れるブログですので、差し支えることにもなりかねないので、やめておきます(笑)。

また昨日は、と書きますが、列島全土に異常な寒波が押し寄せて、南国奄美大島では、何と明治34年(1901年)以来115年ぶりに降雪が記録されたそうでね。大した魂消た。ちなみに、この年は、福沢諭吉が亡くなり(享年68)、官営八幡製鉄所が竣工し、田中正造が足尾銅山鉱毒事件で、天皇に直訴した年であり、世界では、英国自治領としてオーストラリアが発足し、英ヴィクトリア女王が逝去した年でもあります。ちょうど、ロンドン留学中の夏目漱石が、女王の葬列を見送ったといいます。

南国に100年以上ぶりに雪が降るなんて、「異常気象」に他ならない、などと人間は、言葉で納得する動物です。そして、「エルニーニュの影響」などと説明されれば、さらに理解度が深まります。

さて、話が飛んでしまうようですが、今朝の新聞で、「週刊ポスト」と「週刊現代」の広告が出ておりまして、「ポスト」が「わずか半年で株価2万3000円まで大反騰する」と力説する一方、「現代」の方は「株価1万4000円割れへ 急いで逃げろ―世界経済の潮目が変わった」と真逆の悲観論を展開しております。

一体、どちらが正解で、どちらが当たるのでしょうか?(いずれにせよ、勝負がどうなろうと、その頃、読者は忘れ、すべて自己責任ということで、メディアの誰も責任は取りませんが)

私の答えは、「分からない」が正解です。

一体誰が、昨日、115年ぶりに奄美大島で雪が降ると予測しましたか? それに、正確にいつどこで地震が起きるのか、世界中の叡智を集めても分からないそうではありませんか。

それでも、ヒトは「分からない」では納得できず、何らかの意味づけをして、分かったようなふりをして、刊行物を発行して売り上げを伸ばそうとします。

ま、「踊る阿呆に見る阿呆。同じ阿呆なら踊らにゃ損、損」という流れで世の中は動いていきますから、私は単なるひねくれ者か、皮肉屋かもしれませんけど…(笑)

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