小野小町でシンクロニシティ! Second Edition

 白梅 Par Duc Kyoraku-sensei

この渓流斎ブログを毎日、チェックされている皆々様方には失礼をば仕りました。2日間も休んでしまいました。

まあ、弁解はいっぱいあるんですが、更新できなかったのは、単なる、疲れてしまっただけです(苦笑)。

「小野梅園」Par Duc Kyoraku-sensei

さて、京都にお住まいの京洛先生から最新情報が送られてきました。
このブログは、古今東西同時多発的に展開されておりますから、久しぶりの西の情報です。

 「隋心院」Par Duc Kyoraku-sensei

…本日は、このブログの愛読者の皆様もよくご存知の支配人と宗匠さんの美女二人が1泊2日で上洛され、その「雇男」をしてまいりました(笑)。…

ホッホー、雇男とは、今で言うガイド、もしくは、アテンダーですかねえ。

 「小野小町 歌碑」Par Duc Kyoraku-sensei

…昼食は皆様もこれまた、ご存知、ご承知のガンテンの介、堀川三条西入る「三条商店会」の一角にある、洋食レストラン「力」にお導きしました。

遠来からのお客さんだけに、女将さんが歓待してくださり、ご両人はランチメニューの中で、うまずいめんくい村の赤羽彦作村長ご推薦の「洋食B」を注文され、愚生は「洋食弁当」をお願いしました。…

おお、世間は狭いですね。

 紅梅 Par Duc Kyoraku-sensei

…お二人とも店の雰囲気や料理の味に気に入られたようで、女将さんとも和まれて、あれこれ世相談議に花が咲いておりました(笑)。当然、貴人のお噂も出てました。坂東の一隅でくしゃみをされていたと思いますが(笑)。…

まあ、こんな自分でも、何かお酒のツマにでもなれば、何でもお使いください。別に大したことはないと思いますけどねえ(笑)。

 紅白梅 Par Duc Kyoraku-sensei
…「力」で昼食後は、京都市営地下鉄に乗って、梅の名所、山科の小野にある真言宗「隋心院」に出かけてきました。この渓流斎ブログに掲載して頂いている写真は満開の小野梅園です。「北野天満宮」の梅苑よりは、こじんまりとしていますが、門跡寺院だけに園内全体が和らかい雰囲気が漂って、美女ご両人とも満足気でした。…

確かに綺麗な梅がたくさん咲いておりますね。

 隋心院 Par Duc Kyoraku-sensei

…隋心院は小野小町のゆかりのお寺で、小野小町に恋慕する深草少将が”百日通い”をした、といわれるところです。また、この「小野」というこの地域一帯は「小野氏」の根拠地で、隋心院は正暦二年(991年)に仁海が創建した歴史のあるお寺です。この近くには、醍醐寺もあり、春は桜、秋は紅葉の名所です。…

 隋心院 Par Duc Kyoraku-sensei
えっ!?それは奇遇ですね。ちょうどその頃、つまり、京洛先生が美女に囲まれて、小野小町の所縁のお寺で、梅見をされているとき、小生は昼休みで、小野小町の有名な「花の色は 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」(古今集)という歌が、ふと浮かんできて、ちょうど、過去の我が身を振り返って、何度も下の句を唱えていたのです。不思議ですねー。

偶然ですね。テレパシーですか?いや、気持ち悪いくらいですよ(笑)。

この歌の花は、研究者の間では、通常、桜の花のことを指しますが、梅の花の方が、色の移ろいがあるという意味で、ふさわしいかもしれません。桜は散るだけで、と言えば、語弊があるかもしれませんが、桜の花びらの色の移ろいに注目する人はあまりいないのではないか、と愚考しまして…。

 梅林
Par Duc Kyoraku-sensei
…ちょうど「力」の傍から地下鉄東西線が走っているので、電車に乗ると、この隋心院や醍醐寺まで、20分ほどで行けるので、今度、渓流斎さんが上洛されたおりは、「力」で昼食を食べて、腹ごなしに、これら名刹に出かけたいものですね。…

有難う御座います。早く、回復して、体調を整えていきたいと思っております。

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