日枝神社祭り
アメリカは、この秋の選挙で、トランプさんが大統領になることでしょう。渓流斎は、そう予言しておきます(笑)。
何しろ、トランプさんは、不動産王で、政治には素人らしいですが、とにかく王様ですから、こうなったら王政復古するしかないでしょう。
アメリカは、多くの日本人が誤解しているように、超近代的な最先端国ではありません。
昨日も、フロリダ州のナイトクラブで、史上最悪の銃撃事件があり、50人もの方が亡くなってますが、未だに銃が野放しにされている中世近世から脱していない西部劇の時代だということです。
日本は、豊臣秀吉が「刀狩り」して、とっくの昔に庶民から武装解除しましたからね。日本の方が遥かに進んでいます(笑)。
そもそも、アメリカという国は、汚い手を使って待ち伏せ攻撃をするインディアンと戦い、(実は、先住民を大量虐殺して征服して)、アフリカから黒人を連れてきて(手足を縛って鞭を使って奴隷にして)、独立宣言した国です。いくら、キャンパスで学生が銃乱射の犠牲になろうと、ジョン・レノンが狂信者に暗殺されようと、バトンルージュで日本人留学生が、フリーズという言葉が分からなかったために殺害されようと、「自己防衛」のための武器携帯は、永久になくならないことでしょう。
トランプさんが王様になって一番困るのは、今まで、「知日派」だの「親日派」などと持ち上げられて、陰でこっそりと甘い汁を吸っていた利権派です。誰とは言いませんが、誰でも2~3人は思い浮かぶことでしょう。
トランプ王は、日本に対して米軍駐留費の全額負担と核武装を要求して、何と自分たちが提唱したTPPを見直すらしいですね。モンロー主義に勝るとも劣らない内向きの保護主義に走ることでしょう。
結局は、誰がトランプ王のジョーカーになれるかで、今後の国際的な政治経済の覇権の行方がかかっています。
ジョーカーは、別に米国人でなくても、日本人でもいいのですが、案外、世界一の人口を誇り、世界経済第2位の中国人の米国留学経験者かもしれません。バレてしもたかなあ?