いらはいいらはい
昨晩、お風呂で石鹸で顔を洗った際に、間違って、石鹸(の泡)が右眼に入ってしまい、痛いの、何のって!
一応、水洗いしましたけど、寝ても起きても、あれから12時間は経っていると思われるのに、まだ、微かに痛い。長い間生きてはいますが、こんなことは初めてで、皆さんも気を付けて下さい。
◇大本営発表
扨て、今、辻田真佐憲著「大本営発表」(幻冬舎新書)という本が売れているそうで、宣伝広告惹句によりますと、先の大戦中、大本営は847回発表し、敵連合国軍の戦艦43隻、空母84隻を撃沈したことになっていましたが、実際は、戦艦4隻、空母11隻しか撃沈していなかったそうですね。
これは、「過大評価」というより、「大嘘つき」です。この大嘘の発表で、責任を取ったという軍人は聞いたことはありません。よって、「大本営発表」といえば、「大嘘つき」という代名詞が歴史的に定着しました。
そもそも、大本営は政府機関です。体制権力者側です。しかも、國民の生死が懸かっているというのに、こんな大嘘の公式発表していいものなのでしょうか?
米軍はどうだったのでしょうか?
中国は、もともと「怒髪三千丈」の国だから、大袈裟にしか表現しない、という人もいますが、戦果被害については、正確に国民に伝えていたのでしょうか?
日本では、正確な真実を知っていた人間が5種類いたはずです。
まず軍人と軍人以外の外務省職員をはじめとした政府機関の人間。新聞記者。海外の短波放送などを傍受したりして情報を得ていた大学・研究機関、企業関係者。そして、内通者のいたほんの一部の庶民ーといったところでしょうか。
彼らに共通して言えることは、「公式発表」を信用していなかったということでしょう。
時代が変わって、これだけ情報過多の時代になりながら、信用できる情報はほんの僅かです。99.9%が「宣伝広告宣撫活動」情報と言って過言ではないでしょうか。
それなのに、99.9%の現代人は、公式発表を信用しているんですからね。
強迫、成りすまし、おためごかし、懐柔、折伏、勧誘、羨望、欲情、羞恥心、強制…とあらゆる手段を使って、モノを買え、買え、買えと脅迫し、脅迫されている本人さえ自覚がない有様です。
マスコミには、業界用語で「是非もの」というものがあります。いや、という話を聞いたことがあります(笑)。そのマスコミが主催、後援する展覧会、競技会、音楽公演、プロサッカー、野球などを「報道」という目眩しで、宣撫活動を行うということです。
例えば、一年間ペナントレースを戦っているのに、読売新聞は、勝っても負けても、優勝の芽が全くなくなっても、毎日、毎日、巨人、巨人ですからね。
「見ないと流行に遅れますよ」
「東京ドームに行かないと、恥をかきますよ」
「仲間外れにされますよ」
これが、脅迫、羞恥心の宣撫活動ではないと誰が言えますかね?
いる?
あ、関係者ならそうでしょうね(笑)。