par M. Kyouraku sensei
関西ライフを満喫されておられる京洛先生から、充実行脚のリポートがありました。
…9月24日(土)に、奈良県明日香村の「キトラ古墳」そばにオープンした極彩色壁画を保存・公開した我が国初めての施設「キトラ古墳壁画体験館 四神(ししん)の館」に、3日目の26日に行ってきました。
古墳の中から壁画が見つかり、既に33年経ちましたが、石室にあった崩落寸前の壁画を修理・保存して文化財の新たな保護のありようを求めた一例として注目を集めています。…
ほう、いつの間にか、考古学者に転向されましたね(笑)。
…出来たばかりの「四神の館」はキトラ古墳の北側にあり、延べ床面積2500平方メートル、1階に実物の壁画を保管、地下1階は石室と同じ模型や壁画の映像が流れたモニターが設置され、ちょっとしたミュージアムになっていました。
オープン記念は、24日から10月23日まで、キトラ古墳壁画のうち、白虎、朱雀と天文図の実物を無料で見られます。小生は、「事前申し込み」をしていたので、目の前で白虎、朱雀、天文図をじっくり鑑賞できました。…
あら、事前申し込みまでされていたのですか。ご熱心ですね。
…石室内の副葬品の飾り金具、金銅製鐶座(かんざ)金具類も展示され、7世紀末から8世紀初めの時代空間を手繰れた気分でしたね。内部の写真は撮れませんでしたが、「四神の館」の玄関と周囲の写真を撮ってきました。…
いつも有難うございます。
…ちなみに「平成28年度キトラ古墳壁画特別公開(第1回)」は、「文化庁」のホームページから事前申し込みが出来るようになっています。試しに同ホームページを検索してみてください。今後は、残る玄武、青龍も特別公開されることになっています。…
文化庁も小出しで出してくるんですね。やるな、文化庁!
…来月は恒例の「正倉院展」もあり、奈良は大勢の人がキトラ古墳にもやってきそうです。…
関西は、古代遺跡が豊富なので、羨ましい限りです。