王子神田川
2017年、平成29年、大政奉還と坂本龍馬暗殺から150年、明けましておめでとう御座います!
えっ?!
お正月だというのに、もう渓流斎ブログをお読みになっているのですか?
お有難う御座いまする。今年も宜しくお願いします。
昨晩の大晦日は、紅白を少し見ていたんですが、あまりにもつまらないので、早々と退散し、年賀状書きに追われておりました(笑)。
疲れて除夜の鐘も聞かずにバタンキュウ。よく眠れました。
今朝、ラジオを付けたら、AI=人工知能特集をやっておりまして、2045年になると、AIがすっかり、人間の知能を凌駕するというのです。
何を根拠に、何処の学者が言い出したのか不明ですが、2045年と聞いた時、私はゾッとしましたよ。
渓流斎ブログの愛読者の皆さんでしたら、先日、私が「25年周期説」を唱えたことを覚えてらっしゃるかと思います。
1945年の敗戦から、1970年のよど号ハイジャック事件、1995年のオウム真理教地下鉄サリン事件と、25年おきに、社会を根本から変革する大事件が起きているという「法則」でした。
この分だと、オウムから25年後の2020年が危ない、と書きましたが、まさしく、その2020年の25年後は、2045年じゃありませんか!
AIは、既に現代でもある程度、人間の知能を凌駕しています。将棋は既にそうで、昨年は、後味が悪いカンニング疑惑が発生しました。
米国では、世界最大の通信社APが、既に簡単なスポーツや経済記事は、AIが書いているそうです。
私は、天邪鬼な人間ですので、AIが夢の世界を開くとか、人間を凌駕して、人間を支配するとかいう両極端な考えには懐疑的ですが、このように、既に人間の仕事を奪っていることは確かです。
それも、いわゆる知的労働と言われるもので、会計士や税理士の仕事も、かなり個人のパソコンでできるようになりましたからね。(ネット申告とか)
私が、子供の頃にあった金魚売りやお菓子や薬の行商人も消えてしまいました。
こうなると、残るは肉体労働。それも、クリエイティブな肉体労働しか付加価値を造れないかもしれません。
声帯を使って震わせるとか、木や石を使って彫刻するとか、絵の具を使って布に塗るとかです。
2045年になって、未来の人間は「昔はこんな仕事があったのか」と驚く姿が目に浮かびます。