中国 Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur
渓流斎ブログが、「滋慶学園」を発見して喜んでいる間に、世間では、何やら「森友学園」(大阪市)なるものの問題でてんやわんやの大騒ぎになっているようです。
何が問題なんでしょうか?少し整理してみますと、(1)まず、この森友学園の責任者である籠池(かごいけ)泰典理事長に対して、大阪府豊中市の国有地(約8770平方メートル)が破壊的に安い価格で、私立小学校の用地として売却されたこと。⇒財務省近畿財務局が2016年6月に、鑑定価格9億5600万円だった国有地を、わずか1億3400万円で売却。差引の8億1900万円は、ごみ処理代だとか。
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この中で、法律に抵触しそうな問題は、(1)の国民の財産である国有地を特定の学校法人に破格的安価な値段で売却したこと、と差額の8億円余が不正献金されたのかどうかの疑惑(3)の時の最高権力者である総理大臣が土地売却に関して、口利きがあったかどうかーといったことでしょう。
(2)は、思想信条の自由ですから、法律を盾に踏み込むことができる問題ではないでしょう。昨日の国会では、稲田朋美防衛相が、籠池理事長に「自衛隊員の士気高揚に貢献した」として感謝状を贈ったことを明らかにしましたが、これも彼女の「核心的利益」なら返還してもらうこともないでしょう。
しかし、このような教育方針を持つ籠池泰典理事長の人となりが大変気になります。
ところが、同理事長の経歴は謎の部分が多く、分かっているのは1954年生まれの62歳か63歳ぐらいだそうですね。安倍首相とは同い年ですから昵懇の仲だという説や、誇りある国づくりを目指す「日本会議」の運営委員という情報がありますが、いずれも未確認です。
籠池理事長の家族のことなど、今現在、比較的詳細に調べ上げられているサイト
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この森友学園問題の意外な展開をほぼ同時中継してくれているのが、上西小百合衆院議員(維新の党除名~無所属)のツイッターです。非常に事細かく、トランプ米大統領並みのツイート量です(笑)。
上西議員は、最新のツイートでは「森友学園記者会見は2月28日14時から大阪府庁で行う予定です。私は当日政務の為に立ち会えませんが、記者会見に関しては私の事務所にお問い合わせいただければ対応致します。府政記者クラブ優先にはなりますが、他のメディアの方々が取材できるよう心がけてまいります。」と書いておられます。