Invalid
この世は悪意に満ちた世界なのか。
庶民の必死の防衛策として、先日、銀行の振込手数料が格安か無料になるいわゆるインターネット・バンキングを申し込んだところ、サイバー攻撃犯罪のニュースを聞きました。
スパムメールや、マルウェアウィルス等を送りつけて、ID、パスワードを盗み、遠隔操作するという奴らの手口は分かっていました。
だから、決まったパスワードではなく、瞬時にしてコロコロと変わる使い捨てのワンタイムパスワードなら大丈夫かと思ったら、何と、今のハッカーの皆さん(なんて言う必要もないか?)には、そんなもんでさえ簡単に打ち破ることができるんですね!
我々庶民は、どうせよと言うんじゃいと、力なく苦笑するしかありません。
世の中、悪人だけが住んでいるわけではありません。
そんな悪意のソフトが、パソコンやスマホやタブレットに紛れ込んでいるか無料で診断してくれるサイトを、一般財団法人「サイバー犯罪対策センター」が公開してくれました。
このニュースは、瞬く間に広がったせいか、このサイトにアクセスするとかなりの民衆が雲霞の如く押し寄せているようでなかなか繋がらず、かなり待たされます。
それでも辛抱強く待っていると、繋がり、数秒で診断してくれます。
私もやってみました。
大丈夫でした。でも、インターネット・バンキングを利用する前に、毎回、診断をやってみようかと思ってます。
先日も、東京都税局と名乗る収税人から、ネット登録して納税すれば楽ちんよ、と勧誘のお手紙が届きましたが、その数日後に、都税局のサイトにサイバー攻撃があり、何万人かの住所氏名年齢から口座番号等がハッキングされたという ニュースを聞き、嗚呼、ネット登録しなくて良かったと安心したものでした。
やはり、毎日、毎時、ニュースに接していなくては、現代社会を生き抜いていくことができません。新聞も一紙だけ読んでいては駄目です。複数紙読んで初めて違いが分かり、各紙の趣味趣向も分かり、欠けた部分も補うことができます。
ワンタイムパスワードを盗み取る事件も、某大手紙には一行も載っていませんでした。私は、ラジオのNHKニュースを聞いて知りました。