読売不買運動には反対します

大宮公園

読売新聞の不買運動がネット上で広がっています。

何故なんでしょうか?

と、一応惚けてみせます(笑)。

安倍首相の酒飲みゴルフ仲間の刎頚の友が理事長を務める加計学園に130億円余の便宜供与を与えて獣医学部大学の新設を「総理のご意向」で決めたのではないか、という疑惑がある最中に、その不正を告発した前川文科省前事務次官の人間性を冒涜するような下半身のスキャンダルに問題をすり替えた手口が、多くの読者の反感を買ったからでした。

外務省の機密漏洩事件を男女の問題にすり替えた西山事件を思い起こさせます。

昨日は一日中、この読売不買運動の投稿を読んで、笑ってしまいました。可笑しいわけではなく、ここまで言ってしまえるなんて、日本もまだ捨てたもんじゃない、といった感想に近いものでした。

勿論、知性のひとかけらもない暴論、暴言や事実誤認も散見されましたが、言論封鎖されたり、言論の自由を奪われるよりも遥かに健全でしょう。

投稿そのものに著作権があるかもしれないので、そのまま引用せず、換骨奪胎で我田引水しますとー。

●読売はゴミ。読まずに廃棄すべし。

●読売は、ナベツネ(渡辺恒雄主筆)の意見広告紙

●ナベツネは首相の靖国参拝は許さない。1000万人の読売読者を使って阻止すると言う。ナベツネは元共産党員だからな。

●そもそも、読売を買収した正力松太郎は警察官僚で、記者に多くの警察官を採用したから、「オイ、コラ」体質が抜けないんだよ。

●正力はCIAのエージェントだったからな。

…うーん、まあ、よく御存知だこと。

●官邸からのリークを確かめもせずに記事にする読売新聞の責任は大きい。

…確かに、読売は「前川前事務次官が、売春の温床になっている新宿・歌舞伎町の出会い系バーに出入りしていた」とウラも取らずに官邸リークのまんま報じ、週刊文春が、そのお相手となった女性に直接インタビューして、「不純な関係は一切なかった」と否定していたのにも関わらず、今度は原口隆則社会部長の署名入り記事で「次官時代の不適切な行動は、メディアが報道すべき公共の関心事である」と反論し、火に油を注いだ格好になってしまいました。

かわいそうに。原口という人は、直接知らないのですが、あれは本心で書いたのかなあ、と思わず同情してしまいました。「無理矢理書かされた」とか、「出世したいから進んで忖度して書いた」という説がネットで飛び交ってます。

記事では「私たちは、これからも政権・行政の監視という報道機関の役割を果たしていく」と締め括っていますが、時の権力者から「読売を熟読しなさい」と太鼓判を押された御用新聞に政権監視能力が一切ないことは明々白々でしょう。

ブラックジョークにしてもほどがある(笑)。恥知らずですね。天下の読売もここまで地に堕ちたのか。だから販促活動のドル箱の職業野球読売巨人軍が球団設立以来最悪の13連敗を記録するんですよ。

読売新聞は、もともと尾崎紅葉の「金色夜叉」で部数を伸ばした小新聞で、東京だけの小さなローカル新聞でした。

大正になって潰れかかっていたところを、虎ノ門事件で警察官僚(警視庁警務部長)を懲戒免官された正力松太郎が、東京市長の後藤新平から大金を借用して買収したのでした。

そして、何と言っても「販売の神様」務台光雄がいたからこそ部数が拡大したわけで、大阪進出が1952年、九州が62年、名古屋が74年で、つい最近、やっと全国紙になった新聞社なのです。

その間、「インテリが書いてヤクザが売る」と噂される凄まじい販売店争奪戦争が勃発し、小説になったり、映画化されたりしたものです。

とはいえ、私は読売不買運動には反対です。御用新聞だろうが、広報宣撫機関紙だろうが、存在意義があるからです。

キューバのカストロと同年齢のナベツネさんが存命中は、このままの状況が続くことでしょうが、その後は変わるかもしれませんからね。

読売頑張れ!もっと顰蹙を買って、御用新聞の存在意義を示せ!

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