豊田真由美です。
えっ? あたしのこと知らない?
まあ、あの有名になった方とは一字違いますけど、今、雲隠れしてます。
はい、はい、秘書への暴行、暴言?やりましたよ、やりました。あれだけ、ICレコーダーで証拠を取られて「週刊新潮」に暴露されちゃあ、もう無理でしょう。
「このハゲー!」とか、「この野郎~」とか、「交通事故でグチャグチャになって死ね」とか言いましたよ。
だから、自民党に離党届出したじゃないですか。それとも、何か問題でも?
桂林から陽朔までの、漓江川下り Copyright par MatsuokaSousumu@Kaqua
ええ、確かにあたしはエリートですよ。女子御三家の桜蔭から東大法学部。国家公務員上級試験に合格して、厚生省に配属されましたけど、あたしの希望する役所じゃなかったの。何処が志望だったのか、別に言う必要ありませんけどね。
だから、上司に掛け合って米ハーバード大学に留学させてもらったの。今は「学歴ロンダリング」が流行ってるでしょ?東大なんて、世界ランキングでは39位。北京大学(29位)より劣るのよ!
ハーバード大学の学費と滞在費?勿論、税金よ。決まってるでしょ。何か問題でも?
桂林から陽朔までの、漓江川下り Copyright par MatsuokaSousumu@Kaqua
でも、あたしの野望は、こわっぱ役人で終わることじゃないの。天下国家のために国際的な仕事をしたかったの。だから、阿保な民主党が自分でこけて、国民の信頼を失ったから、そのチャンスを逃さず、さっと高級官僚は辞めて、安部チルドレンになる覚悟を決めたのよ。何か、問題でも?
えっ?暴行、暴言の話?
ええ、週刊新潮に書かれたことは、間違いもあるけど、まあ、幹は合ってたわね。あのボケカス、あつ、失礼、あの55歳の娘もいる秘書がトロいもんだから、支援者の配送先を間違えたんですよ。心を痛めたのはこっちなんですからね。あいつの運転中に、後ろの座席から殴ろうが、蹴りを入れようが、自業自得でしょ?
議員は辞めませんよ。マスコミは、盛んに、女のスキャンダルで離党したり辞めたりした不祥事が続く当選二回生議員を非難してるけど、お門違い。あたしは、そんじょそこらの二回生とは違うのよ。
何か問題でも?
えっ?あたしのカモメのような太い眉毛が気に食わないって?
何?怖いって?
ほっといてよ!
【追記】
どうやら、この人は、埼玉県選出の豊田真由子衆院議員とは別人のようです。