人間、この矛盾なる存在

久し振りの、という言葉も変ですが(笑)、遅ればせながら、夏休みで別荘で寛いでおります。

場所を書くと嫌味になりますので、書きません(笑)。

軽井沢、清里? まさか。

バンクーバー、メルボルン?うーん、どうでしょう…

えっ?別荘がないんですか?ルイス・ブニュエルのブルジョワーの嗜み、いや、ブルジョワーの秘かな愉しみですよ。

太陽がいっぱい!プールでカクテルを飲んでいます。

と、日記には書いておこう!

昨日は、この愛用のiPhoneのアプリをいくらクリックしても反応がなく、「とうとう壊れてしまったのか」と、銀座のアップルストアに修理の予約をしました。面倒臭い!2日先まで予約が満杯!スマホ中毒となると、とてもスマホなしでは生きてはゆけぬ。いかにも敗残者になった気分でした。

でも、まだ神に見放されたわけではありませんでした。再起動したりしているうちに、アプリをクリックするとちゃんと起動してくれたのです。

お蔭様で、予約をキャンセルすることができました。

※※※※※

ところで、個人的なことながら、小生、2年前に大病して、後を追うようにして、ではなく、望外の悦びとも言うべき、その1年後に娑婆世界に這うようにして復帰したところ、すっかり周囲の景色が変わっておりました。

若い頃、というより、少年の頃から非常に親しかった友人が次々と離れていくのです。まるで、疫病神を除けるかのように。

こちらは、何度も「飲みに行こう」なぞと誘ったりするのですが、その度に、「体調が悪い」だの「家族の具合が悪い」だのとドタキャンするのです。

それでも以前までは、会う約束まではすることができたのですが、最近になって「そのうちに」ということになって、すっかりその気がないのです。こちらは、何があったのか分からず、彼に直接迷惑を掛けたつもりはないので心外なのですが、そろそろ、いくら親友でも諦めてこちらから身を引くべきかな、と思うようになりました。(ちなみに、彼はスマホどころか、パソコンもやりませんし、できません)

残念ですが仕方ないでしょう。第二の人生に入り、余分なものは断捨離しなければならない時期に入ったということでしょう。

それは、モノだけでなく、交友関係にも言えるかもしれません。

それなのに、つい3日ほど前から、あれほど蛇蝎の如く嫌っていた友人募集のような「顔本」、いやフェイスブックを始めるのですから、人間、どうも矛盾に満ちた生物だと認めざるを得ないですね。

私だけではないかもしれませんが…。

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