正直、ここ数年、朝の起き掛けの胸の苦しさ、気分の悪さと言ったらなかったのですが、原因が分かりました。
北海道大学医学部の大塚吉則助教授によると、明け方は自律神経が、夜間休息時の副交感神経優位から、日中活動時の交感神経に切り替わる時期なんだそうです。だから、自律神経は不安定な状態で、血圧の変動や不整脈などが起こりやすいそうなのです。
となると、「朝風呂」は大変危険だそうです。温泉に行けば、どんなに前日に深酒しようと、朝風呂に入りたくなるものですが、入浴中に心臓発作や脳出血で亡くなる人は年間に1万4千人(推定)もいるそうです。
それでも、朝風呂に入りたい人は、部屋でまず歯を磨いて、顔を洗って目を覚まし、散歩などして体も目覚めさせることです。そして、入浴前に水分を十分摂るのがいいそうです。掛け湯をしっかりして、半身浴がお奨めだそうです。老婆心ながら、GWで温泉に行かれる方は十分注意しませう。