公開日時: 2005年5月7日 @ 17:41
10年ほど前に東京から北海道に移住してきたBさんは、すべて国産の小麦と天然酵母を使ったこだわりのパン屋さんを帯広市内に開いています。
その名も「楽園ベーカリー」。店においてあったパンフレットには、そこまで拘る理由が書かれていました。例えば外国産の小麦の場合、長い時間の輸送に対応するために小麦を粉にしてから農薬がかけられるそうです。いわゆるポストハーベストですね。国産の小麦には独特の豊かな風味と繊細で奥深い味わいがあるそうです。
また、市販のパンには、パンを真っ白にするための漂白剤、少しの生地を大きく膨らませるための膨張剤、パンに弾力を与える柔軟剤、皮をパリッとさせる改良剤、香ばしい香りを付ける香料、その他、防腐剤、防カビ剤など、大量の添加物が使われているそうです。
そのパンフレットの最後にはこう書かれていました。
「楽園ベーカリーではもちろん添加物は一切使っていません。安心して毎日食べてください」