北海道帯広にもやっと遅い春がやってきました。
5月7日に桜が開花宣言されるのです。
昨年、初めて春をこの地で迎え、周囲が「桜が咲いた!桜が咲いた!」と浮かれているものだから、「え?うそー!何処に?」にといった感じで周りを見渡しても桜は見当たりません。
それもそのはず。内地人の私にとって、桜といえば、即、ソメイヨシノのこと。残念ながら、ソメイヨシノは、函館辺りが「最北端」で、北海道の殆どでは見られないのです。(そういえば、今日は函館で桜が満開だそうです)
こちらで「桜」といえば、エゾヤマザクラのこと。内地でいえば、ソメイヨシノが終わって、申し訳なさそうに日陰で咲いている八重桜に近い感じです。道理で「桜」と気が付かなかったはずです。「桃の花」と思ったくらいですから。
ともかくとして、明日は帯広の桜が開花宣言します。生憎の大雨予報で桜見は明後日に順延されましたが、まあ、花より団子、いや花よりお酒になることでしょう。