今、Podcasting(ポッドキャスティング)という「インターネットラジオ」が欧米で爆発的に流行しているそうです。
Podcasingというのは、アップルコンピューターの携帯型デジタル音楽プレーヤーの「iPod」と放送の「Broadcasting」を合わせた造語。つまり、乱暴に言えば、ブログのように個人発信できるラジオのことだそうです。音楽再生機もCDで止まってしまっている私としては、実物を見たことも聞いたこともありませんが、何やらすごい時代になったという想像力は働きます。米国の調査会社の予測によると、2010年までに、全米で1230万世帯がこのPodcastingを利用するそうです。
「文章・画像」の次は「音」、そうなれば、同時進行で「映像・音声」もできることになります。要するに「インターネットテレビ」というか、個人発信テレビです。
そうなると、既存のメディアはどうなるのでしょうか。もちろん、胡坐をかいているわけにはいかないでしょうが、私の予想では、なくなることはないと思います。今、見たいテレビ番組はほとんどないのですが、個人発信テレビとなると、もっと見たくないでしょう。只管、「孫の成長」を記録していたり、「かわいいペット」の「芸」を見せられたりすることでしょうが、本人(個人)が真剣になればなるほど、それ以外の人は「引いてしまう」と思うのです。
皆さんのご意見は如何でしょうか。