1960年代の若者たちは、革命を夢見て「学生運動」に邁進しました。
今の若者たちの中で、革命を夢想する人は皆無ではないにせよ、極めて少数派となりました。
「世の中全体は変えられない」と悟ったからでしょう。
「革命?ぶっちゃけ、有り得ねえ」ということなんでしょう。
それより、ホリエモンのようにお金の力で世の中を動かそうと考える若者が増えました。
しかし、いい加減、世の中をどうにかしようといった概念に振り回されることは止めた方がいいのです。そういった概念に拘らないように自分自身が変わればいいのです。
こんなことを発言すれば、以前でしたら「プチブル」だの「日和見主義」だのと言われて「総括」されていたでしょうね。
何か懐かしいです。今の私は元気がないので、非常に懐かしいです。
それにしても、言葉はすぐ古びてしまいますね。「総括=殺人」ということを、今の若者はどれくらい知っているでしょうか。
万物は流転する。