しばらく「絵日記」が続くことをお許しください。
ご覧の通り、エゾシカです。なかなか勇壮でしょう?野生の鹿なので、筋骨隆々。観光客慣れしているところもありますが、やはり動物園の鹿とは比べ物にならないくらい生き生きしています。
この鹿も現地では嫌われ者だそうです。大事な作物を食べたり、木の皮を食べて樹木を枯らしたりするからだそうです。
半分は当たっているのですが、半分は人間のエゴでもあるのです。
難しい問題です。
知床が世界自然遺産に登録されたことにより、高橋北海道知事は早速、観光客の立ち入り制限などの「知床ルール」構想を明らかにしました。
エゾシカも道内に3万頭くらい生息し、そのうち、1万頭くらいが知床に住んでいるそうです。(小耳に挟んだうろ覚えの知識ですが)
これから、増えるエゾシカをどう対処するかという問題も、いたちごっごのように永遠の課題として続くことでしょう。
部外者の私としては、出来る限り保護して欲しいのですが…。あの瞳を見ているだけでも、本当に、バンビさーんと言いながら抱きつきたくなります。