信長の棺

最近、私の知人が次々と本を出版しています。

軍事評論家の鍛冶俊樹さんは、2冊目の「戦争の常識」(文春文庫)を出して、ベストセラーになりましたし、インドにはもう160回も往復している東南アジア通の山本悦夫氏は「インドに行こう」(扶桑社)を出版し、これも、ベストセラーの上位にランクされています。

そして、今回、加藤廣氏が「信長の棺」(日本経済新聞社)を出したところ、何と、小泉純一郎首相の「愛読書」として話題になって、現在、ベストセラー街道まっしぐらといったところです。

上記2冊は既に読み、目下、加藤さんの本を読んでいますが、これがメッチャ面白いのです。信長の公式伝記「信長公記」を書いた太田牛一を語り部に、消えた信長の棺が何処にいったのか、ミステリー仕立てになっているのです。

加藤さんは今年75歳。これが作家デビュー作です。人々に勇気を与えますね!伝え聞くところによると、加藤さんは、この本を書くのに、取材費と資料代で一千万円もかけたそうです。既に、第2弾、第3弾も準備中とか。

がんばれ、加藤さん。これが少しの宣伝になればいいですね。

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