取材余話

実に15年6ヶ月ぶりにスポーツの取材をしています。

もう大昔のことなので、現場に来ているスポーツ記者で知っている人はほとんどいませんでした。そういえば、辞めてフリーになった人もいれば、地方のテレビ局の社長になった人もいます。

プレスセンターに来て驚いたのは、各座席に光ケーブルが配備していたことです。皆、黙々とパソコンに向かって、原稿や写真を送っています。ラリーの世界選手権なので外人記者が多く、当然、自国に送稿しているのでしょう。

本当に世界は狭くなりました。

昔は、FAXでしたから、皆、せっせと「手書き」で書いて、FAXで原稿を送っていました。そのまた昔は「電話送り」といって、電話でそのまま、原稿を読んで、部内にいる者に書き取らせていたのです。私も新人の頃、ほとんど「電話取り」が仕事で、先輩記者の原稿をよく取らされました。
それが、最初はよく分からないのです。急に「ワンマン吉田…」「加える下がり藤」「よみするの嘉」などと言われても分かるわけがありません。
戸惑っていると、「馬鹿野郎、代われ!」と怒鳴られたものです。

懐かしい思い出です。

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