山野美容芸術短大の中原英臣教授が「週刊文春」(1月26日号)に書いたこのタイトルの記事が大変面白かったので、一部引用します。
血中の総コレステロール値は、一律220mg/dl以下が正常で、それ以上が高脂血症と診断され、治療薬を飲まされる。日本人患者は約2300万人にも上る。この結果、治療薬が3000億円市場といわれ、医師や製薬会社が儲かっている。
こうして、病人を増やし、医療費を増やしたのは、国や医師なのだ。
ちなみに医療データの世界標準と言われるアメリカでは、50代以上は265mg/dl以下が正常値。日本でもせめて240mg/dl以下に正常値を引き上げたら、患者は1300万人減の1000万人となり、大幅に医療費を削減できるーといった主旨でした。
中原教授が説く7つの知恵とは
①脳ドックや人間ドックを受けない
②タバコを吸わない
③野菜を一日に一皿多く食べる
④キシリトールガムやフッ素入り歯磨き粉で虫歯予防を
⑤薬を4週間分処方してもらう
⑥ジェネリック(後発)医薬品を処方してもらう
⑦長期治療薬をもらう時「薬剤情報提供料百円」は不要