解剖学者というより今やベストセラー作家の養老孟司さんがNHKのスタジオパークに出ていました。
私も先日読んだ「超バカの壁」に書かれていたことと同じようなことを話していたので可笑しかったのですが、印象に残ったことを書きます。
それはひと言「見方を変えると、問題が問題でなくなる」ということでした。
養老さんによると、仕事とは、世の中のため、世間様のため。だからお勤めという。彼も解剖が仕事だったが、正直、辛かったそうです。「誰が好きでやりますか?」。最初は自分に合った仕事ではない、と思っていたそうですが、そのうち、「自分が変わればいい」「折り合いがつけばいい」と考え方、見方を変えたそうです。
解剖という自分のしている仕事は何の役に立つのかー。「ああでもない、こうでもない」と自分自身に問いかけていくしかなかったそうです。
そのうち、「仕事はこっち(自分)のためにあるのではなく、向こう(世間)のためにある」。そう見方を変えることによって、「自分に合っていない仕事を続けるべきかどうか」という迷いを克服したそうです。
「見方を変えると問題が問題でなくなる」
皆さんの抱えている色んな問題も、見方を変えれば、問題でなくなるかもしれませんね。