旧友が離婚していたことが今日、分かりました。しかも半年も前にでした。
ショック、ショック、大ショックです。
理由は3つあります。
第一に、こちらとしては、大親友だと思っていたのに、離婚する前にひと言も相談がなかったからです。しかも、お互い遠く離れて暮らしているにせよ、半年も気がつかなかったとは…。これじゃあ、まるで、スクープされた芸能マスコミが「○○日までに明らかになった」と屈辱的な原稿を書くようなものではありませんか。
第二に、彼は家族を、つまり奥さんと子供たちを非常に愛していたからです。奥さんに対しては、愛情の念に加えて、尊敬の念さえ持っていました。奥さんは、歌人でもあり、歌集を出版していました。子供たちも非常に優秀で、自慢の子供たちでした。
第三に、彼は、私に対して非常に同情的で、冷え切った夫婦関係が遠くから見えるのか「分かれるなんて馬鹿なことは考えないで、仲良くしてくださいよ」と私に諭していたからです。
何なんですか、これは?と言いたくなりますね。
例えが悪いのですが、道徳の先生が、盗撮行為で捕まったようなものです。
彼は昨年、大病して、奇跡的な生還を果たしてこの世の世界に復帰したばかりなのです。
完治したとはいえ、100%元の体に戻ったわけではありません。
奥さん、ちょっと、それはないのでは…と耳を疑ったのですが、彼は「子供の養育権は妻の方にある」と説明するぐらいですから、いわゆる煩雑な事務手続きは終了したことでしょう。
世の中、訳の分からないことばかりです。が、彼は、故郷での仕事をやめて、上京するつもりです。
この年で、まさに、ゼロからのスタートです。しかも、ハンディを多少抱えて…。
これから、できるだけ、彼の力になっていくつもりです。
さめとんぬ
世話を掛けたくないと思ったのか。想像してもせんないことか。