北品川の「金時」

この写真のどこかに筆者がいます

昨晩は、後藤先生のお導きで北品川の「金時」という創業70年という老舗居酒屋で痛飲しました。

酩酊してしまい、年のせいか、会合で何を食べたのか、何を話したのか、さっぱり覚えていません。とにかく、ビールと焼酎をガバガバと飲み、気がついたら二日酔いで目が醒めたといった有様です。

参加したのは、テレビ東京建物の浦本さん、辰巳出版の大西さん、東京新聞の大石さん、東商の清水さん、日経BP社の大豆生田さん、共同通信の村上さん、東京スポーツの佐藤さん、電通の大沼さん、東洋経済の福井さん、新聞協会の吉澤さん、週刊新潮の安河内さん、それに私と後藤さんの実に13人も集まりました。

これだけいると、席が離れていてほとんど話をする機会がなかった人ばかりでしたが、何となく阿吽の呼吸で、皆言いたい放題で、私なんか話した内容を全く覚えていないくらいですから。

この店は、後藤さんが、BS-iの番組「吉田類の酒場放浪記」を見て、思い立って決めたそうです。ちょっと、都心から離れ、京浜急行「北品川」駅から歩いても、道がくねくねして分かりにくいのですが、随分、人が集まったものです。誰かが「後藤さんの人徳だね」と話していました。

この店の女将、長谷川いつ子さんがなかなかのやり手で、普通のネクタイを、さっと蝶ネクタイに結び変えてしまう早業を披露して、皆をあっと言わせていました。浅草出身で、北品川には「都落ちしてきました」なんて言ってました。

品川は、言わずと知れた宿場町ですから、昔は大いに繁盛したのでしょう。「金時」の前の狭い道路が、旧東海道だったらしく、どこかに弥次さん喜多さんが出てきそうな雰囲気。この辺りは遊郭で、置屋もあったとか。古い街並みも残っており、昼間に散策するのもいい所かもしれません。

何を食べたか思い出しました。お刺身と枝豆とこの店の名物の「肉豆腐」でした。これは美味でした。締めて5千円。

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