吉野大地「インド讃美歌集」

上士幌町

 公開日時: 2006年11月11日

最近、暇な時、吉野大地さんの「インド讃美歌集~バジャン~」のCD(ブロッサム・ミュージック)を聴いています。

アジア民族造形ネットワークの金子所長の言を俟たなくても、日本人の聴く音楽は、J-POPか歌謡曲、はたまた欧米のロック、ジャズ、クラシックに偏って、アジアの民族音楽を聴く人はあまりいません。

私もその一人ですが、吉野さんのように、インド伝統の讃美歌であるバジャンを習得して、自ら作詞作曲までしてしまう人がいたとは本当に驚きです。CDには歌詞も付いているのですが、残念ながら意味が分からないので、専ら、BGMとして聴いていますが、何か心の穢れが落とされるような感じです。デニッシュ・チャンドラ・ディヨンディさんの歌声にアコーディオンとタブラーというシンプルな楽器編成ですが、曲から湧き上がってくるイメージは深遠です。

上士幌町バルーンフェスティバル

CDのライナーノーツによると、吉野さんは函館市出身で、1995年にインド讃美歌「バジャン」に出会い、現在、帯広市で音楽活動中とあります。

「ああ、帯広で会えていたのかもしれない」と思うと、また懐かしさがこみ上げてきました。

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