ローマ
最近、芸能ニュースが目白押しですね。
歌手の宇多田ヒカルと映像作家の紀里谷和明の夫婦が離婚(3月2日、4年半の結婚生活に終止符)
タレントの飯島愛が引退…
しかし、一番、私が興味を持ったのは、「月光仮面」の作者としても知られる作詞家の川内康範氏(87)が歌手森進一氏(59)に対して、自作の「おふくろさん」な唄わないように楽曲の著作権を管理するJASRAC(日本音楽著作権協会)に訴えていたというニュースです。
森氏が川内氏には無断で「おふくろさん」のイントロ前にせりふを足していたことが発覚して、問題がこじれて、泥仕合になっていった経緯は、毎朝、ワイドショーとスポーツ新聞でチェックしている人にとっては、旧聞に属する話でしょうが…。
川内氏は、「私は何があっても、森とは妥協できません。卑しい心の森には、私のすべての作品を歌うことは禁止するとの申告をジャスラックに届けてあります」と宣言したそうです。
どうして、ここまで、こじれてしまったのでしょうか?
私は、やはり、森氏に仁義が欠けていたからだと思います。
「国策捜査」で刑に服した佐藤優氏は、ロシア専門の元外務省分析官でしたが、ソ連崩壊前後の人間模様を見た経験からこう確信を持ったそうです。
「盟友を裏切る人間は決して幸せな一生を送ることができない」