京都・建仁寺
全くの偶然に驚くとともに、恐れ慄いております。
今日、新潟の柏崎に一泊で行く予定でした。丁度、30年前に亡くなった親友の加納弘規君のお墓参りのためです。そろそろ、出かけようかと思った7月16日午前10時13分、私の自宅でも大きな揺れを感じました。「地震だ」と察知しましたが、それが、これから向かう柏崎が震源地だということなど、想像だにできませんでした。
結局、上越新幹線は運休し、駅に行っても「復旧するのに、5,6時間かかる」と言われて、自宅に戻ったところ、予約したホテルからも電話があり、「断水と停電で、収容が難しい」ということで、全てキャンセルせざるを得なくなりました。
それでも、加納君のお母さんとはなかなか連絡が取れませんでした。地震があった直後に電話しましたが、話し中で、その後、何回電話しても「現在込み合っております」というメッセージが流れて、なかなか通じませんでした。20回以上挑戦したでしょう。
すっかり、諦めて、NHKの7時のニュースを見たところ、驚いたことに、避難所に避難した被災者の一人として、何と!加納君のお母さんがインタビューされているのではありませんか!
全くの偶然!これで安否が確認ができましたが、本当に心配していた私なんか、嬉しいやら、ホッとしたやら、信じられないやら、泣き笑いの状態でした。
こういうことが世の中にあるものなんですねえ!
本当に驚きました!