新潟地震の被害状況がだんだん明らかになってきました。震度6強。マグニチュード6・8.想像を絶する程、甚大だったので、今更ながら驚いています。私の柏崎入りが一日早かったら、災害に巻き込まれていたでしょう。
報道によると、今のところ9人が亡くなり、千人以上が怪我をされました。柏崎駅構内で、電車が脱線していました。柏崎刈羽原発では放射能を含んだ水が海に流出しました。三百棟以上の家屋が全壊し、1万人以上が避難し、まだ余震が続いています。大惨事と言っていいでしょう。
「天災は忘れた頃にやってくる」と、寺田寅彦の有名な言葉がありますが、新潟では2004年10月に中越地震があったばかりです。1964年6月の新潟地震を覚えている人も多くいたはずです。私も、団地が倒壊した当時の写真を今でも思い出すことができます。
北海道でも地震が多かったのですが、不謹慎な言い方ですが、人口が密集していないため、人的被害がそれほど多くなかったでした。これが、過密な大都会に起きたら、どんなに被害が大きいか、想像するだに恐ろしい感じです。
関東大震災から84年。もうそろそろ、「忘れた頃」に入るでしょう。
家屋をよく見てみると
団地族: マンション族のはしり。居住形式において平面的な広がりを持っていた一戸建住宅が団地の発生により高層化(重層化)し、居住形式の変化によって生じた言葉。団地が生まれた時期には高規格であったため、羨望を含めた呼び名として用いられた。(昭和20-40年代?)…