調布先生のお誘いで、隅田川花火を見に行ってきました。場所は、業平橋にある東都新聞の大岩さんのご自宅の屋上。
この屋上は、30人以上が車座になって、花火を鑑賞できるスペースがあるのです。もう十年以上前から誘われていたのですが、どういうわけか、仕事等と重なって行く事ができなかったのです。今回、初めて参加することになりました。大岩さんによると、12年前から始めたそうです。
何しろ初めてなので、場所が分からず、調布先生と、待ち合わせしました。先生がご指定された所が、浅草観音さまの雷門前の交番。ご覧の如く、人人人で溢れ返り、まず、地下鉄に乗るだけで、一苦労で、駅を降りても歩くことができません。100メートル歩くのに20分もかかりました。
大岩邸に着くと、もう大人から子供まで30人以上の人が集まっていました。顔見知りの人もいましたが、ほとんど、初対面の人ばかり。缶ビール、ワイン、焼酎、越之寒梅で、もうみんな既にできあがっていますから、皆さん御無礼講で、和気藹々でした。「インド式数学」を編集した小西さんが、天下の朝日新聞に取材されて、名前入りで取材されていました。帯広でお世話になった業界紙の笈河記者とも久しぶりに再会して、またまた内部情報を聞きました。彼の側にぴったり寄り添って、楽しそうに会話する妙齢な女性がいるので、彼女が席をはずした時に「どなた?」と聞いたら「僕も知らない」と言うので、笑ってしまいました。笈河記者は、若い時に、東都新聞でアルバイトをしていて、そこで大岩さんと知り合い、12年前からこの隅田川花火鑑賞会のお手伝いをしてきたそうなのです。
肝腎の花火ですが、うーん、期待したのとは違い、あまり大したことなかったでしたね。(怒られるかな?)
帯広の勝毎花火の方が迫力ありました。もう少し身近で見られましたし、音も迫力も違いました。
帯広の全人口(17万人)の倍近くの人が集まるので、かなり混んでいましたが、東京と比べるとかわいいもんでしたね。
何しろ、隅田川花火では98万人の人が集まったそうです。息が詰まるような殺人的な大混雑でした。
花火を見に行ったのか、人を見に行ったのか、わからなくなりました。
そういえば、随分、外人さんを見かけました。観光客というより、定住している感じで、着物姿だったりするのです。時代は変わりました。