ケータイ小説は救世主か?

 知床

毎日、我ながら、懲りずに書き続けるものだと思っています。

さて、今、「ケータイ小説」なるものが、ベストセラーの上位を独占しているらしいですね。「らしい」と書くのも、ほとんど知らないし、見たことも読んだこともないからです。それどころか、以前は、必ずと言っていいくらい、芥川賞・直木賞作品には目を通していたのですが、今では、その作家の名前ですら、うろ覚え状態なのですから。

ケータイ小説とは、そのもののズバリ、携帯電話からアクセスして、投稿する小説なのだそうです。アクセスランキングが高い小説が、出版社からオファーがあって、単行本化され、100万部も売り上げる作品もあるそうです。何で、携帯で一度読んだ作品が、単行本化されてまた売れるのか不思議な感じがしたのですが、編集者は「作品が生まれていく時間を共有した思い出を残すための記念ではないか」と、うまく分析しています。

ベストセラーになっているケータイ小説は、メイ著「赤い糸」、凛著「もしもキミが。」、稲森遥香著「純愛」、十和著「クリアネス」などです。ご存知でしたか?私は、全く知りませんでした。作者はどうやら20代の女性が多いらしいのですが、凛にしろ十和にしろ「何と読むのか分からない」と、東京新聞の匿名記者は正直に告白しているので、笑ってしまいました。

ケータイで書かれた小説らしく、文章の中に絵文字や記号★も頻繁に出てくるらしいので、長いメールみたいなものなのでしょうか。

 

でも、読む方も、書く方も、ご苦労さんのことですなあ、と思ってしまいます。最近では、大学生にケータイで論文を提出させる教授も出現してきたそうで、ちょっと、ついていけません…。

でも、このブログも同じようなものですか?

失礼しましたあーー

“ケータイ小説は救世主か?” への3件の返信

  1. 恐縮です、インド象さま
    2006年10月10日の古い記事まで、ご覧になっていたとは、恐縮です。
    今でも、彼女に怒られてしまうのではないかと思いますが、私は「通りすがりの異邦人」(久保田早紀)ですから、許してくださると思います(笑)
    今改めて見ても、美しい人でした。

    ロックカルト・クイズに挑戦して戴き、有難う御座いました。9割正解とは、危ないところでした。
    全く反応がないので、やめようかと思ったのですが、また第2弾でもやりますか。ただし、小生のうろ覚えなので、間違っているかもしれませんので、ご寛恕のほどを!

  2. 補足として
    クイズに関する二伸記入はあまりにもとりとめがなかったこと、そして誤変換があったために再度記入いたします。

    実は①~④まではすぐに(これが正しい漢字ですね)解答がわかったのですが、⑤だけ「ハテ、何だろう?」と考えこんでしまいました。「図書館でじっくり調べるか、ロックに詳しい友人に聞くかしよう」と思っていたのですが、管理人さんの模範解答があまりにも素早く記入されたので、チトがっくりときてしまいました。

    解答の中に出てくるマウンテンのギターリストですが、なんとなくプロレスのアンドレザジャイアントに似ているような気がしなくもないと思いました(笑)。

    そして2006年10月10日に撮影された外国人女性はトリノ五輪で優勝したロシアのフィギュアスケーターtatiana totmianinaにチト似ているのではあるまいか、そんな気がします。

  3. 徒然なるままに
    元リクルート社長の江副氏は現在「江副育英会」の主催者として、コンサートやオペラ公演のプロデュースで忙しい毎日を送っているそうです。

    「今までは金を稼ぐことに思考を集中させてきたが、これからは旦那として金を有効的に使う側へ」

    と鮮やかな変身ぶりを見せてくれました。『反転』で思わぬ増刷につぐ増刷で、うれしい悲鳴をあげる田中氏もさまざまなファンレターを受け取っていることでしょう。

    「堂々と真実を述べてくれてありがとう」
    「あなたを陰ながら応援しています」

    もう刑が確定したも同然ですから、出所したあかつきには

    「自分は芸術をはじめ文化の鑑識眼はないが、それを身につけた人間を見出し、バックアップする側にまわりたい。あるいは社会福祉の面で貢献したい」

    と意識に変化が見られるのではありますまいか。田中氏の執筆第二弾に期待したい今日この頃です。

    二伸:クイズですが最後の一問の回答がわかりませんでした。

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